トスカーナ産ワイン
トスカーナ州はイタリア中部に位置するワイン産地です。トスカーナ州は、西側はティレニア海に面し、北東部はアペニン山脈に接するという環境であり、約 6 万ヘクタールもの面積でブドウが栽培されています。中部イタリアの最大のブドウ産地です。花の都と呼ばれる「フィレンツェ」を州都とする世界的に有名な観光地としても知られています。ワイン生産に関しては、イタリア国内ではピエモンテと並ぶ銘醸地であり、高い評価を得るワインを数多く産出しています。このトスカーナを代表するブドウ品種はサンジョベーゼです。日本でも有名なキャンティもこのブドウから造られております。キャンティ以外には、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノやサッシカイアといった高級ワインもトスカーナで造られております。トスカーナでは、サンジョベーゼのほか、メルロー、カべルネ・ソ―ヴィニヨンなど国際的な品種だけではなく、その他にも100種類を超えるブドウが栽培されていると言われております。そのため地域によって異なる個性を楽しむことが出来ます。
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