オールドヴィンテージに関して

①コルクにカビが生えている状態は、良い環境で保管されていた証です。
良い環境のワインセラー(15~18度前後、湿度75%前後)で長期間保管すると、キャップシールの内側、コルク上部にカビが発生する事があります。濡れフキン等で拭き取っていただければ問題はありません。
②ラベルの汚れもオールドヴィンテージならでは。
カビ同様に、良い環境のワインセラー(15~18度前後、湿度75%前後)で長期間保管すると、エチケット(ラベル)もシミやシワが発生します。ラベルのシミやシワ、カビ発生もオールドヴィンテージならではの現象ですので問題ありません。
③液面の低下も熟成の結果です。(天使の分け前)
コルクは完全密閉ではない為、年月と共にワインが少しずつ減少し液面は低下します。これが熟成の証でもあり、本場フランスでは古くから「天使の分け前」と表現して、美味しく熟成するための現象ととらえています。
オールドヴィンテージを美味しく楽しむために

★飲む前に1週間程度ボトルを建てて保管ください。オリを沈殿させましょう。
★コルクはゆっくりと抜いてください。熟成でコルクも劣化しています。慎重にゆっくりと抜栓をお願い致します。
★グラスにはゆっくりと注いでください。オリが攪拌しないようにゆっくりと注ぐことをお勧めします。
ヴィンテージワインはワインの最高の楽しみの一つです。上記を確認頂き最高のワインをお楽しみ下さい。