ポイヤックは、ボルドー地方メドック地区のジロンド川左岸に位置する村です。メドック格付け1級のいわゆる5大シャトーのうち「シャトー・ラフィット・ロートシルト」「シャトー・ラトゥール」「シャトー・ムートン・ロートシルト」の3つが存在します。まさにボルドー高級ワインのメッカ的存在です。またポイヤックには他の格付けシャトーも多く存在します。ポイヤックは、ジロンド川に面したブドウ畑には砂利や砂が堆積しており、そのおかげで水はけがよく、また太陽の熱を蓄えるためブドウがしっかりと成熟します。ブドウ品種は、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルローが主体となっております。メドックの他の村と比べるとカベルネ・ソーヴィニヨンの割合が高めです。そのため長期熟成型の濃厚でタンニンの濃い、かつ香り豊かなワインが造られます。