ムルソーは、コート・ド・ボーヌ地区の中心地ボーヌから、南西へ8kmの位置にあるAOCです。プルミエクリュを21区画保有しております。AOCムルソーでは、赤ワインと白ワインの生産が認められておりますが、生産されるワインはほぼ白ワインであり、ムルソーの白ワインは「フランス3大白ワイン」などと称されます。ムルソーの畑は標高約250~350mの東向き斜面にあり、その土壌は白ブドウ品種シャルドネの育成に最適な石灰岩層であると言われております。そのため骨格のしっかりとしたミネラリーなワインに仕上がります。特にプルミエクリュのワインは長期熟成にも耐えうるポテンシャルがあり、熟成を経て真価を発揮する逸品と言えます。