不作の逆境から生まれた末っ子（カデ）ワインが今や世界で最も愛されるワインになった。手ごろな価格ながらもその飲みごたえはムートンロスチャイルドの精神をしっかりと受け継いでいる。カデはステンレス樽で雑味のない仕上がりだが、このクラッシックはオーク樽を使い長く熟成させることで、なめらかな味わいに仕上がっている。カデよりもクラッシックのほうが飲みやすいと言えよう。五大シャトーは高くていつもは手が出ないが、同じ精神の造り手をお手軽に楽しめるのはありがたい。また、インポーターがエノテカと言うのもポイントが高い。

メルローベースのボルドーブレンド、黒系ベリーのコアにフレッシュな酸味をオークの上品なヒントがボルドーの伝統を感じさせます。
さすがにボルドーワインのトップブランド。
すぐに飲める和食にも合うテーブルワインでした。