美しい街並みで有名なエシュブロンヌ村に本拠を構えるドメーヌ、ルシアン・ヤコブが造るジュヴレ・シャンベルタン。飲み頃に入った2016年ヴィンテージ。
ピノ・ノワール
赤い果実、イチゴやフローラルなアロマ、石のヒントとミネラル感、リコリスや皮のアロマにかすかなタンニンを感じます。現オーナー、ジャン・ミッシェル・ヤコブの祖父によって造られたドメーヌで、ボーヌから数キロ北に行った美しいエシェヴロンヌ村にあります。この村の1/3の人々はワインで生計を立てており、一番有名なドメーヌが、この「ルシアン・ヤコブ」。2代目のルシアン・ヤコブはコート・ドールの発展のためパリで下院議員として活躍し、ワインの品質、評価を上げるために精力的に活動し、1989年に政界を引退。現在はドメーヌの経営を息子ジャン・ミッシェルとシャンタル夫妻に譲っています。現在ドメーヌは17ヘクタールの畑を所有し、そのうち7ヘクタールをオート・コート・ド・ボーヌ(エシュヴロンヌ村やその周辺)に、サヴィニー・レ・ボーヌに4ヘクタール、プルミエに2ヘクタールなどで構成されています。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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いいんだけど…
香り、味わい、タンニン全てが控えめで、ジュヴレイ・シャンベルタンか?と言われると、所謂それとはかけ離れた味わい。果実みが高くタンニンもしっかりしていて骨格のしっかりしたワインを期待すると裏切られるかも。
よい作り手発見
こんないい作り手がいるとは、知りませんでした。最近レストランでフェブレのGevrey Chambertin一級カズティエ 2005を飲む機会があったのですが、さすがにそこまでの熟成や、sexy極まる色香を楽しむことはできません。ちょっと前に、ロベール・グロフィエのGevery Chambertin 2009を飲みましたが、その圧倒的な迫力とはまた違います。でも、丁寧に作られていて、芯の強さ、甘い果実味など、美点はたくさん。コートドール北側の品格を教えてくれるワインです。