パーカーポイント91-93点獲得。ふくよかな甘さを感じる骨太な造りが実に魅力的なシャトーです。
メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン/プティ・ヴェルド
パーカーポイント91-93点獲得。温かいブラックプラム、ブラックカラントのコーディアル、ブラックフォレストケーキの魅惑的な香りと、モカ、インドのスパイス、スミレの香り。フルボディでリッチなビロードのようなテクスチャーで、黒い果実のジャムと溢れるフレッシュさで口を満たし、長く香りが続きます。 シャトー・パプ・クレマンの歴史は、なんと13世紀にまで遡ります。1299年にベルトラン・ド・ゴ司教がボルドーの大司教になり、ぺサック・レオニャンの「モット」と呼ばれるブドウ畑が領地として与えられた際、その畑に魅力を感じた彼が近代的方法で領地の経営を行ったのが始まり。1305年の教皇選挙会議により、「教皇クレマン5世」となったベルトラン・ド・ゴでしたが、教皇の職務が忙しく、悔しくもブドウ畑を大司教館へ譲り渡すことになりました。クレマン5世の意志を受け継いだ歴代の大司教たちは、ブドウ畑の運営、ワイン造りの設備を整備。 このパプ・クレマンのシャトー名は、パプ=教皇、クレマン=クレマン5世から由来しているのです。今日、ボルドーのブドウ栽培では当たり前となった、ブドウの幹を一列ごとに区別して植える手法は、フランス全域においてシャトー・パプ・クレマンが最初に行った手法です。シャトー・パプ・クレマンは、すぐ近くのシャトー・オー・ブリオンと比べてみると、やや成分が少ないものの、ぺサックの砂礫土壌ならではのスモーキーでスパイシーなブーケを放つ点では共通しています。フィネスとボディの力強さのバランスも素晴らしい、ふくよかな甘さを感じる骨太な造りが実に魅力的なシャトーです。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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鯖の煮付けと喧嘩しない
雑味のない洗練された決して強くない香り。果物に例えようとしても思いつきません。樽か木の香り?飲んで息を吐き出す時バニラ臭を感じます。とてもいいワインなのだなということはわかります。試しに鯖の煮付けと合わせて見ましたが全く喧嘩しませんでした。甘みか酸味どちらかというと酸味が勝っています。室温に戻ってきたらまた変わりそうです。ゆっくり味わいたいです。
期待して飲みましたが……。
味のバランスの渋味が★印5つ、しかもパーカーポイントも90点以上なので期待して飲みましたが、いまいちの味でした。香りはとても良かったのですが、果実味・甘味ともに不満足でした。美味しいというか好みのワインというのはなかなか見つかりませんねぇ……。
深い味わい
カシスの香り、少し酸味のある、スパイシーなフレンチに合う。また、購入したい一本。
渋みが強い
フルボディでリッチなビロードのようなテクスチャーで、黒い果実長く香りが続きます。