コルクに薄っすらカビ、開けた時にふんわりと立ち上がる香りに期待感。
紫色の液体。　一口含む。薄いかな？　と初めは思う。
チーズを食べ、二口目。　味が少しまろやかに感じ、その後　口に含む度に　楽しみが増える。
ゆっくり　ひとくちずつ　味わいたいワイン。
セールで購入したので　さらにお値打ち感あり、でした。

コルクの上面に緑のカビ。保存状態が良かったのがうかがえます。フルーツの透明感のある香り。バニラのような香りもします。白と赤を持ち合わせたようなワインと思いました。雑味なし。サーモンのバター焼きなど魚にも合うワインです。フルボディなのにけっこういけました。

思っていたよりも軽い、薄いという意見もありますが、この価格にして質の良いワインだと思います。確かに価格が5000円以上でしたら期待より劣るという考えもできます。ただ、イオンで2千円台でこの味を出しているのであれば、非を付けるべきではありません。最上級はお金を出して求めれば良いのです。レストランでソムリエに相談してください。ジビエにというおススメコメントがありますが、フルボディにしては渋みや樽感よりもあっさりしていますので、ジビエの中でも前菜と合わせるとGoodと思います。ワインの面白味で言うとそんなに面白いワインではありません。正統派路線のワインです。樽の香りがあまり感じられないのが惜しい点ではありますが、ブドウの渋みとかすかな甘みが絶妙で非常に飲みやすいです。(その点で深みを追求している方向きではないかも知れません。)ホームパーティの赤1本目にはおあつらえむきではないでしょうか？まずさは1mmもありません。度合いの観点でメインのワインに選ぶのはオススメ出来ません。

2015年。抜栓時は、温度が低すぎたせいかミディアムボディの控えめなイメージでしたが、ゆっくり味わって温度が上がってくるとフルボディに！
プラムのリキュール、メントールや森のような清涼感のある香りにほのかにモカ、後半はシガーの香りまで楽しめました。
メルロの果実味に程よい酸味、渋味は存在感がありながらも酸味のおかげで強く感じません。
抜栓時の温度と、掛ける時間で表情が変わるので、早めに抜栓するか、少人数でゆっくり時間をかけて味わうのが良さそうです。
奥にエレガントさを備えたワイン、美味しかったです。

シャトー･シトランのセカンドワインということで期待して購入。
酸味が強く感じられ、味は薄く感じました。ちょっと期待外れかもです。