メドックでも最大級の広さを誇るドメーヌ。質と同様、値頃感を求めるワイン愛好家には最適の一本
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ
香りは下草やスパイスを思わせます。口に含むと、フレッシュなキノコや野生の果物の美しい味わいを感じられます。 近年はアラン・レノー氏がコンサルティングをしています。明るく反射するルビーの色調。野生の果実や下草の繊細な香りを感じさせる。口当たりはしなやかでテロワールの特徴を感じられる。豊かな余韻が残る。プリニャック・アン・メドックに位置するこのシャトーの歴史は、ルスパールの領主がこのドメーヌを所有していた16 世紀にまで遡ります。現在のシャトーはブドウ栽培に力を入れるため、1856 年にセヌレ氏が建造しました。1935年に当ドメーヌはスペイン軍将校のデル・インファンタド公爵とフランカヴィラ氏に買い取られ、ブドウ栽培は行われなくなります。そして1973 年、カステルファミリーがこの土地を購入し、ブドウ栽培が再開されます。これと期を同じくして、大規模な改修工事も進められました。今日、シャトー・トゥールプリニャックはメドックでも最大級の広さを誇るドメーヌと、ブドウの品質を向上させるよう設計されたブドウ畑を所有するに至っています。所有地の総面積は、ブドウ畑の他に林や草地を含め300ha に及びます。ヤニック・ゲイ氏の指導のもと、ブドウ畑が再整備されて植栽密度も上げられ、2003 年ヴィンテージより最適条件下でブドウ栽培が行えるようになりました。147ha のブドウ畑では、1ha あたり7,200 本という植栽密度を可能にしています。完璧な成熟を迎えられるよう、カベルネ・ソーヴィニヨンは最も暖かく条件の良い区画に植え直されました。素晴らしい個性をもった粘土石灰質土壌のテロワールが、ブドウを非常に上質なものに育ててくれています。当シャトーの醸造所は近代設備を完備しています。ステンレスタンクは低温・高温ともに温度コントロールが可能で、テロワールやブドウ品種の特徴を引き出してより繊細な風味に仕上げるために、タンクはブドウ畑と近い温度で管理されています。1,400hlを超える容量を持つ2つのブレンドタンクでは正確に均一なワインを造りだしています。ここではメドックの伝統的製法を鑑みた上で、テクノロジーを駆使した醸造が行われています。その後はフルーティさと樽香のバランスを見ながらフレンチオークの樽にて10~14ヵ月の熟成が行われます。ここでのワイン造りは、全て繊細かつ精密に行われています。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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コスパが素晴らしい
2018VT、MR70%+CS30%この価格帯としては素晴らしい1本だと思います。MRらしさが出ています。牛カルビのステーキサラダにとても合いました。
バランスが取れていて予想以上
2014年予想以上においしかったです。適度に香りが混ざり合ってバランスが良いです。口当たりも柔らかで、タンニンは抑え気味、誰にも飲みやすいと思います。今日は自家製ピザと一緒に飲みました。とてもよくあっています。おいしいのに☆3つは厳しい?? 価格がずいぶん高くなったと感じたので☆一つ下げました。
バランス良いボルドー
15年ヴィンテージの恩恵を受けてか、同価格帯のボルドーとしてしっかりとしている感じ。カベルネが多いようだがいかにもとは感じず、メルローとのバランスを重視しているように思えた。プラムやダークチェリー、カシスなどの濃い紫を感じるニュアンス。新樽由来のバニラのようなニュアンスはない。タンニンは感じるが十分にこなれている感じ。まだ果実味の若さも残っておりレアステーキなどと合わせてみたくなる。セールで購入出来たので2000円以下。もっと購入しておけば良かったと思った1本。
開栓から時間を置いて
開栓直後は渋く、バランスも微妙に感じます。翌日は香りも開いて味わいもマイルドになるので、ある程度時間を置くのがおすすめです。
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文句なしのボルドー
文句なしのボルドーらしいワインを飲みました。最初飲んだ感じはタンニンが抑え気味のカベルネかと思いました。ラベルを見ると、2018年でメルロー比が70%で、アルコールが14.5%と記載があり想像と違ってましたが、いつものテーブルワインとして飲めたら最高です