「パリ・テイスティング」でフランスボルドーのトップワイナリーを打ち負かしたことで世界を震撼させ、英国デキャンター誌が「醸造家が選ぶ最も尊敬する醸造家」トップ5に選ばれたポールトレーバーが造るリッジ。
シャルドネ
リッジは単一畑に根ざした卓越したワインの数々で、カリフォルニアのワインの歴史を作ってきた名門ワイナリーです。優れた年にのみ生産される、モンテベロ産シャルドネのフラッグシップ。冷涼な気候と石灰岩土壌から、強い酸とミネラル風味の凝縮した雄大な白が生まれる。ブルゴーニュ特級畑銘醸に比肩しうる極上品。1940年代末、隠退した神学者で、当時リ ッジの「トーレ・ヴィンヤード」(標高630~730m)の所有者であったウィリアム・ショートが、数エーカーのシャルドネを植えた。この時の樹から、リッジの創設者たちは初ヴィンテージにあたる1962年に、自社畑産のモンテベロ・シャルドネを生産している。1962年から1984年までの間は、モンテベロの名を冠したシャルドネが、毎年少量造られていた。だが、1985年になる頃には、植え直された若木が、古くからある木に取って代わるようになる。古い木の収量が、エーカーあたり0.25トンまで減っていたからで、我々はワインの名称を「サンタ・クルーズ・マウンテンズ」に変えた。1999年になる頃には、植えなおされた若木も十分な樹齢に達したので、際立った品質の区画をいくつか選び、モンテベロ・シャルドネを仕込むことができた。それ以来、今日に至るまでの殆どの年に、モンテベロ・シャルドネを生産することが出来ている。発酵: 全房圧搾のあと樽発酵。天然酵母によるアルコール発酵に続き、天然乳酸菌でのマロラクティック発酵を実施。選抜: モンテベロの畑産シャルドネ 100%。樽の構成: 天日乾燥させたアメリカンオーク樽95%、フレンチオーク樽5%(1年使用樽10%、2年使用樽10%、4年使用樽50%、5~6年使用樽30%)。熟成: 樽内で15ヶ月。12のロットが別個に収穫され、樽発酵へと回されている。発酵後すぐに、ルーステン農園からのあるロットが、その逞しさとミネラル感の強さで、モンテベロを名乗るにふさわしいとわかった。ペローネ農園にあるローン・ツリーの区画がのちに、酸味を調整するために含められている。主にアメリカンオークの樽内での15ヶ月の熟成を経ると、このワインはすぐにその魅力を発揮しはじめたが、これから最低10年間は美しく熟成。
>この商品について問い合わせる >この商品を友達に紹介する
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。