メアリー・ステュアートは、120年の歴史を持つシャンパーニュメゾンです。ルネサンス期の女王「メアリー・ステュアート」の名を冠したシャンパーニュで、その歴史は1867年に始まりました。シャンパーニュ地方ランス市の当時の名士ドーブレス師によって命名され、シャンパーニュのグラン・メゾンで密やかに所有されていました。
メアリー・ステュアートはフランスで王妃に、スコットランドでは女王となり、16世紀の激動の時代を駆け抜けた人物です。イングランドの「エリザベス1世」のライバルと目されたその生き様は、オペラや音楽、小説、映画などさまざまな芸術作品の題材にされています。例えば19世紀半ばにはロベルト・シューマンが、メアリー女王の悲痛な嘆きを歌曲にしています。また20世紀前半から現在に至るまで、幾度となく映画化もされてきました。
シャンパーニュ・メアリー・ステュアートのワイン造りの指揮を執るのは女性です。シェフ・ド・カーヴを務めるイザベル・マリは、シャンパーニュ地方の出身であり、食品生化学の修士や醸造学の博士課程のディプロムを取得し、研究機関の仕事を経て、シャンパーニュ造りに携わるようになりました。
瓶詰めまでの醸造と熟成の作業は、テシー村にある醸造所で行い、瓶詰め後の作業はリュード村の熟成カーヴで行っています。モンターニュ・ド・ランスとヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・ブランの厳選したクリュや契約農家のブドウを使用し、品種やクリュごとにステンレスタンクで醸造、熟成。マロラクティック発酵も毎年行うのがメアリー・ステュアートのスタイルです。
シャンパーニュ・メアリー・ステュアートには5種類のキュヴェがありますが、そのうち当店イオンでワインでは2種類のキュヴェ(キュヴェ・ド・ラ・レーヌ・ブリュット、キュヴェ・ド・ラ・レーヌ・ブリュット・ロゼ)を取り扱っております。メアリー・ステュアートの特徴は、奇をてらうことのない透明感のあるフレッシュな造りにあります。芯がしっかりとしていながら自然体で楽しめるその味わいは、まさに女性に好まれるタイプではないでしょうか。
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【サクラアワード2024ゴールド受賞】女王の名を冠した120年の歴史を持つ古きメゾン。女王の品格にふさわしいゴージャスな味わい。
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女王の名を冠した120年の歴史を持つ古きメゾン。女王の品格にふさわしいゴージャスな味わい。