サヴィニ・レ・ボーヌは、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ボーヌの北に位置する産地です。ボーヌの中心街からは北西に約5kmの距離にあります。グランクリュを擁する産地ではありませんが、高品質な赤ワイン産地として知られており、畑の面積に対するプルミエ・クリュの比率が高い事でも有名です。ブドウ畑は水はけがよく、扇状地とその南北にそれぞれ広がる斜面という3つのエリアに分けられます。北側は日当たりが良く一級畑が占めております。砂利と鉄分の多い白色系魚卵石灰岩の土壌です。一方、扇状地の南側にある斜面は、砂利が少なく砂の多い土壌であり水はけが良いことから質の高いブドウが造られております。