ブシャール・エイネ・エ・フィスは、ブルゴーニュワインの魅力を伝えるネゴシアン・エルヴールとして、確固たる地位を築いています。
ブルゴーニュワインの畑は、ボルドーのように造り手ごとに区分されているのではなく、ひとつの畑に数人から数十人の生産者が所有する小さな区画(ドメーヌ)が集まって構成されています。所有者の中にはぶどうの栽培から醸造、瓶詰め、出荷まですべてを扱うドメーヌもあるものの、大半は十分な醸造設備を持たない小規模な生産者です。 これらの小規模生産者からワインを買い付けたり、または眠っている優れたドメーヌを発掘したりするのがネゴシアンと呼ばれるワイン商です。
ブルゴーニュのワインの多くは、小規模のドメーヌと優れたネゴシアンによって造られ守られ続けてきました。 中には、自ら畑を所有してぶどう栽培を行うネゴシアンや、貯蔵熟成をも手掛けるネゴシアン エルヴールというスタイルもあります。特にネゴシアン エルヴールは、契約ぶどう栽培農家から、良質なぶどうやワインを厳選して購入できるため、安定した品質のワインが提供できるのが強みです。