パスタに合うワイン!最高の組み合わせは?
「ワインをおつまみではなく夕食と一緒に楽しみたい」という人のために、おうちごはんの定番のひとつでもある「パスタ」に合うワインをご紹介します。パスタとワインは、相性抜群です!ミートソースやカルボナーラなど、それぞれの種類によって味や香りに特徴があるので、パスタの個性にピッタリ合ったワインを選ぶ必要があります。パスタとワインをマッチングさせて、おうちごはんタイムを優雅に盛り上げましょう!
目 次
- ワインとパスタのマッチングがおすすめの理由
- 調理が簡単なパスタはおうちごはんの心強い味方
- パスタとワインは合いやすい!
- コスパのいいデイリーワインでOK!
- パスタのタイプ別おすすめワイン
- トマトソース系パスタには軽めの赤ワイン
- ミートソース系パスタにはどっしりとした赤ワイン
- カルボナーラのようなクリーム系パスタにはリッチな味わいの白ワイン
- オイルベースのパスタには白ワインやロゼワイン
- ペペロンチーノにはさっぱりめの白ワイン
- ボンゴレ系のパスタには柑橘系の白ワイン
- まとめ
ワインとパスタのマッチングがおすすめの理由
調理が簡単なパスタはおうちごはんの心強い味方
パスタは忙しいときでも手軽にササッと作れるので、おうちごはんの強い味方です。茹で時間も3~10分ほどで、茹でている間にソースを作れば、15分ほどでテーブルに並べることができます。パスタに加えてサラダとワインがあれば、十分華やかな食卓になるでしょう。
「パスタを作るのが苦手」という人も、心配要りません。レトルトのソースや冷凍パスタも豊富にあるので、料理が苦手な人でも簡単にレストランのように美味しいパスタが作れます。
パスタは和風にも洋風にもアレンジができ、老若男女を問わずたくさんの人に親しまれているメニューです。一人暮らしの人はもちろんのこと、おうちごはんにも最適なので、「パパとママはワイン、子どもたちはジュースで乾杯!」というのも楽しいでしょう。
パスタとワインは合いやすい!
パスタはイタリアの代表的な料理で、イタリア人がワインとともに食べ続けてきた歴史があります。そのため、パスタとワインの相性は抜群なのです。
パスタに使用する食材や調味料は、トマトクリームやハーブ、スパイスなど、ワインと相性のいいものばかりです。
中には、「このワインはパスタのために誕生したのでは?」と思えるような、絶妙なマリアージュもあります。ワインで食欲が増し、パスタの味わいがワインを美味しく引き立てる。そんな相乗効果をもたらすのが、パスタとワインの関係といえるでしょう。
コスパのいいデイリーワインでOK!
家庭で気軽にワインを楽しむとなると、価格面も気になるポイント。「ワインは価格が高い」というイメージを持つ人も、いるかもしれません。たしかに数千円や数万円もする高額のワインもあるので、日常の夕食に登場させるのは大変です。
しかし、家庭で作るカジュアルなパスタ料理は、高級ワインよりも、むしろコスパのいいデイリーワインの方がよく合うのです。数百円台や千円台前半のワインでも、十分にパスタとのマリアージュを楽しめます!!
「休日の夜は、手作りパスタにピッタリのワインを見つけて、料理とのマッチングを極めたい」というワインビギナーにもおすすめです。
パスタのタイプ別おすすめワイン
パスタにおすすめのワインは、基本的にはパスタ発祥のイタリアワインですが、パスタに合うワインはそれだけではありません。肉やトマトソース、ハーブ、スパイスはどの国でも食べられている食材なので、他の国のワインでもOKです。
トマトソース系パスタには軽めの赤ワイン
パスタの基本といえば、「トマトソース」ですね。トマト缶をベースにして作れば、短時間で美味しいトマトスパゲッティが作れます。
トマトの旨みをいかしてシンプルに仕上げたトマトスパゲッティには、ライト~ミディアムボティの、軽めの赤ワインがおすすめです。トマトの酸味は、イタリアのキャンティなどのように、しっかりとした酸味のあるワインと相性良好です。
ピッチーニ・キャンティ・オレンジ・ラベル / ピッチーニ
ミートソース系パスタにはどっしりとした赤ワイン
「ミートソース」もまた、子どもから大人まで幅広い層に親しまれている、代表的なパスタソースです。使う野菜やお肉の種類、煮込み方などによって、実にさまざまな味わいのミートソースができます。
柔らかな果実味溢れるどっしりとした赤ワインは、ミートソースのトマトの風味とマッチし、とてもよく合います。しっかりとしたボディが、肉の味わいを受け止めてくれるマリアージュです。
マルケス デ テナ ティント / マルケス・デ・テナ
カルボナーラのようなクリーム系パスタにはリッチな味わいの白ワイン
パスタに興味がなくても、「これだけは好き」という人が多いのが、卵とベーコンの味わいが絶妙な「カルボナーラ」です。
生クリームやチーズを使った濃厚なクリームソースには、樽熟成させたリッチでコクのあるタイプの白ワインがおすすめです。
実は卵の味はタンニンとの相性があまり良くないのですが、ピッタリ合ったワインを選べば、最高のマリアージュを楽しめます。
2020 メゾン・ボーボロー・シャルドネ / メゾン・ボーボロー
オイルベースのパスタには白ワインやロゼワイン
たっぷりのオリーブオイルで具材を炒める「オイルベース」のパスタは、濃厚でオイリーなソースが麺を覆っているので、白ワインやロゼワインとよく合います。
特におすすめなのは、レモンやグレープフルーツなどの柑橘系の香りがある、さっぱりタイプの白ワインです。酸味がアクセントとなって、口の中のオイルがスッキリし、食欲がアップします。
ペペロンチーノにはさっぱりめの白ワイン
オイルベースのパスタの王道といえば、「ペペロンチーノ」です。唐辛子やニンニクの香りが効いた、シンプルな味わいのペペロンチーノには、白ワインがピッタリです。
ヴィラ・モリーノ・ソアーヴェ・クラシコ / ヴィラ・モリーノ・サルトリ
ボンゴレ系のパスタには柑橘系の白ワイン
あさりを使った魚介系パスタの「ボンゴレ」は、あさりを白ワインで蒸すため、白ワインとの相性が抜群です。具材に使うイタリアンパセリやにんにくも白ワインに合うので、絶妙なマリアージュとなるでしょう。
プレシー・デュヴァル・ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー / プレシー デュヴァル
まとめ
同じパスタでも、トマトベースもあればオイルベースもあり、味も香りもさまざまです。それぞれのパスタにピッタリ合ったワインをセレクトできれば、素晴らしいマリアージュが実現します。
いろいろなタイプのパスタとワインを組み合わせて、食事をより一層おいしく楽しんでください。