【甘口赤ワインのおすすめ7選】
初心者・女性も飲みやすい甘美な一杯!
甘口ワインというと白やロゼが思い浮かび、赤ワインに甘口?と思う方が多いかもしれません。確かに赤ワインは濃厚で渋いイメージがありますよね。
でも赤ワインにも甘口のタイプのものがあるんです。しかも微発泡で低アルコール、冷やして飲むと美味しいタイプも!
今回は夏でも赤ワインを楽しみたい!という赤ワイン好きな方はもちろん、甘いワインは苦手、アルコールは弱いけど飲みやすいならばちょっと試してみたい!という甘口ワイン初心者の方におすすめのとっておきのワインをご紹介します!
目 次
- 甘口赤ワインの特徴
- 低アルコールで飲みやすく初心者にもおすすめ!
- 抑えておきたい代表的な甘口赤ワイン!
- 冷やしてアペリティフとして楽しんでもOK!
- 食後酒としてデザートと一緒に楽しむ!
- おいしい甘口赤ワインの選び方
- ワインのタイプで選ぶ
- アルコール度数で選ぶ
- 産地で選ぶ
- 【ランブルスコ】夏に美味しい微発泡の甘口赤は不動の人気!
- アンジオール ドール ランブルスコ アマービレ / アリオラ
- マリア・ランブルスコ・ロッソ / キアルリ
- その他のおすすめイタリアワイン
- カルレット・リッコ・ドルチェ / カルレット・リッコ
- ヴィラ・モリーノ ラパッシート / ヴィラ・モリーノ・サルトリ
- 【ドルンフェルダー】ドイツワインらしいライトな味わいを楽しんで
- マリエンゴールド ドルンフェルダー / マリエンゴールド
- 【マデイラ】世界を魅了する甘口ワイン
甘口赤ワインの特徴
低アルコールで飲みやすく初心者にもおすすめ!
ワインは醸造(じょうぞう)する際に、ブドウの糖分が発酵してアルコールに変化します。糖分がアルコールに変化するほど辛口になり、変化せず残れば甘口のワインになります。なので甘口ワインはアルコール度数が低いものが多く、ワインに飲み慣れていない方や、アルコールが苦手な方でも楽しみやすいワインなのです。
抑えておきたい代表的な甘口赤ワイン!
ランブルスコ
産地はイタリア北東部のエミリア・ロマーニャ州。ブドウ品種はランブルスコで、赤、白、ロゼとタイプ、味わいも様々で、辛口から甘口まで多彩なワインが造られています。残糖度でセッコ、セミセッコ、アマービレ、ドルチェとラベルに表記され、甘口はアマービレとドルチェになります。
特徴はなんといっても微発泡タイプであること。果実味が豊かで甘口はアルコール度数も8%前後と低いので、冷やして楽しむ夏のワインとして特に女性におすすめです。
アマローネ・レチョート
アマローネ・レチョートもイタリア北東部のヴェネト州、ヴァルポリチェッラ地区で造られているワインです。造り方が特徴的で、収穫したブドウをそのまま搾るのではなく、数カ月間陰干し(アパッシメント)をしてから使います。陰干しすることで水分が蒸発して干しブドウのようになり、ワインも非常に濃厚で凝縮した味わい。ブドウの糖度が高いためアルコール度数15%以上と高めですが、甘美な果実味がまろやかで度数の割に飲みやすいワインです。アルコール発酵を進めた辛口はアマローネになります。
ドイツ
ドイツといえば甘口ワインの宝庫。最近では辛口のワインも造られるようになりましたが、依然として多くの甘口ワインが造られています。というのも他の国ではワインの格付けを産地や品種を基準に行いますが、ドイツでは糖度ごとにワインを格付けしています。ドイツ人にとってワインの甘さは、重要な評価基準なのです。
リースリングを始め白ワインが有名ですが、最近ではシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)などの赤ブドウも造られています。甘口では1955年に2種類のブドウをかけ合わせて作った新種ドルンフェルダーを使った、ほんのり甘口のワインが人気で、ドイツでは赤ワインで第2位の生産量を誇っています。
冷やしてアペリティフとして楽しんでもOK!
赤ワインは、より香りを開かせ余韻を楽しむため常温で飲むことが多いですが、ライトな甘口のワインは冷やして飲むのもOK。カクテル感覚でアペリティフに軽いおつまみと一緒に楽しむのもおしゃれですね!
食後酒としてデザートと一緒に楽しむ!
食後にデザートとともに楽しめるのも甘口ワインならでは。特に甘口赤はチョコレートと相性が良く、アイスやケーキなどに合わせると、いつものデザートも風味豊かになり、ちょっと高級感がアップ!より美味しく楽しめます。
おいしい甘口赤ワインの選び方
ワインのタイプで選ぶ
甘口赤ワインには普段飲むことの多い非発泡のスティルワインの他、スパークリング、アルコールを
添加した酒精強化ワインなどがあります。それぞれの特徴をみていきましょう。
スパークリングワイン
イタリアではランブルスコのような微発泡ワインをフリザンテとよびます。甘口はランブルスコ以外にも、ピエモンテのブラケットなどがあります。
イタリアの他、カリフォルニア、オーストラリアにも甘口赤のスパークリングタイプは造られているので、ぜひチェックしてみてください!色が美しく、場の雰囲気が華やぐ赤のスパークリングは、クリスマスやパーティーにおすすめです。
酒精強化ワイン
アルコール発酵中のワインに40度以上の高いアルコールを添加し、強制的に発酵をストップさせると、ブドウ果汁の甘みをそのまま残しながら、アルコール度数が高いワインになります。世界三大酒精強化ワインはスペインのシェリー、ポルトガルのポート、マディラで、他にイタリアのマルサラワインがあります。
アルコール度数で選ぶ
一般的なワインがアルコール度数11~14%に対し、甘口ワインは6~11%と低いものが多くなっています。これは糖分を残し、アルコール発酵を途中でやめているためです。
一方で、陰干しブドウを使うアマローネは15%以上、酒精強化ワインのポートは19~22%と、通常のワインより度数が高いものもあります。
お酒の弱い方は度数の低いものから、強い方はアマローネやポートなど芳醇なワインをアペリティフや食後酒として楽しんでみてはいかがでしょう?
産地で選ぶ
日本ワインもおすすめ
1990年代の赤ワインブームまで日本でよく飲まれていたワインはドイツワインが多く、そのほとんどが甘口でした。そうした歴史もあり、今も日本各地で甘口ワインが造られています。道の駅で見かけるご当地ワインも甘口ワインが多いですよね?
日本固有のブドウ品種マスカット・ベリーAは甘口ワインの代表選手で、イチゴキャンディのような甘い香り、フレッシュな果実味、しっかりめの酸味が特徴です。
またコンコードというアメリカ原産のブドウを使ったワインも、長野で多く造られています。ブドウジュースのように渋みが少なく、初心者にも飲みやすいワインです。
甘口赤ワインのおすすめ7選
【ランブルスコ】夏に美味しい微発泡の甘口赤は不動の人気!
アンジオール ドール ランブルスコ アマービレ / アリオラ
マリア・ランブルスコ・ロッソ / キアルリ
その他のおすすめイタリアワイン
カルレット・リッコ・ドルチェ / カルレット・リッコ
ヴィラ・モリーノ ラパッシート / ヴィラ・モリーノ・サルトリ
【ドルンフェルダー】ドイツワインらしいライトな味わいを楽しんで
マリエンゴールド ドルンフェルダー / マリエンゴールド
【マデイラ】世界を魅了する甘口ワイン
マデイラ スィート / ヴィニョス・バーベイト
【まとめ】
ひとくちに甘口赤ワインと言っても、様々なタイプのワインがありますね。
ちなみに寒い冬にはシナモンやオレンジを入れてホットワインとして飲むのもおすすめです。
暑い夏には冷やしたり、氷を入れて飲んでもOK!ルールに縛られず、自由に楽しめるのも甘口赤ワインの魅力です。
ぜひ自分好みの甘口赤ワインを見つけてみてくださいね!