これで間違いなし!喜ばれるワインギフトの選び方決定版
大切な人にワインを贈りたい!でもなにを渡したら喜ぶかがわからない……そんなお悩みありませんか?確かにワインは好みが別れるもの。種類もたくさんあって選ぶのは簡単ではありません。
そこで、今回は大切な人に喜んでもらえるよう、シチュエーション別に最適なワインギフトの選び方をご紹介します。ぜひ、プレゼント選びの参考にしてみてください。
まずはシチュエーションでワインギフトを考えよう
ワインは贈るシチュエーションに応じて選ぶのがおすすめです。お誕生日や退職祝い、ホームパーティーなど、さまざまなシーンが想定されますが、それに合わせたワインを贈るときっと喜ばれることでしょう。
●誕生日
お誕生日に贈るなら、華やかなワインがおすすめ。パーティーで空けるのであれば、ロゼやシャンパンが華を添えてくれます。プレゼントとして渡すなら生まれ年のヴィンテージワインもおすすめです。ただし、年によって出来も違い、長期間の熟成によって生まれる独特な香りや味わいは好き嫌いも別れますので、相手の生まれ年や好みも考慮しましょう。
●退職祝い
退職祝いであれば、相手の方が就職した年に作られたワインがおすすめ。社会人人生と同じ期間熟成されたワインを味わうのは感慨深いものです。ヴィンテージワイン好きの方なら、これ以上ないプレゼントになるでしょう。ただし、こちらも誕生日のお祝いと同様、相手の方の好みに応じて選ぶ必要があります。
結婚のお祝いであれば、二人の門出を祝福するようなワインがおすすめです。たとえば、「ボーヌ レ・マリアージュ」。マリアージュはフランス語で「結婚」という意味で、結婚祝いにはぴったりです。
「チンクァンタ エ チンクァンタ」は世界的に有名なカパンネッレとアヴィニョネージという2つのワイナリーのオーナーが意気投合し、それぞれのワインを50%ずつブレンドして生まれたワイン。こちらも素敵な結婚祝いになることでしょう。
このように、ワインの名前や生まれたストーリーにちなんで選ぶのがおすすめです。
●還暦のお祝い
還暦のお祝いには60年前のヴィンテージワインを贈るのが一番ですが、これほどの年代物となると相当高価になってきます。また、生まれ年によっては見つからない場合もあります。
その場合は、還暦を迎えられた方が結婚した年や、お子さん、あるいはお孫さんの生まれ年のワインを贈るのも素敵です。
バレンタインデーはチョコレートを贈るのが定番ですが、お酒好きの方ならワインも喜ばれます。チョコといっしょに贈るのであれば、チョコレートとの相性が良い赤ワインがおすすめです。
ハートのボトルラベルがシンボルとなっている「シャトーカロンセギュール / シャトー・カロンセギュール」や、ラベルにピンクのハートマークがついている「シャトー・サン・スラン・ド・ルヴィアク ボルドールージュ」もバレンタインらしくて素敵です。
●ホームパーティー
ホームパーティーの場合はギフトというより差し入れという感じで、その場で飲まれるケースも多いかと思います。その場合は比較的若めのヴィンテージワインであれば、高級感もあって誰もが楽しめるのでおすすめ。
シャンパンも乾杯のときに盛り上がるので良いかと思いますが、ご自宅で十分冷やして持ち込まれることをおすすめします。
クリスマスも定番はシャンパン。パーティーに持っていくならおすすめです。
また、キリスト教ではワインはイエス・キリストの血とされ、ヨーロッパではシャンパンではなく赤ワインを飲んでクリスマスをお祝いします。ここは本来の形式に従って赤ワインを持ち込むのも素敵です。チキンや濃いめの味付けのオードブル、甘くて濃厚なクリスマスケーキにも良く合います
絶対抑えよう!喜ばれるワインギフトを贈る3つのポイント
シチュエーションに加えて、以下の3つのポイントを意識すると、相手にぴったりのワインが贈れるようになります。ぜひ、ワインギフトを選ぶ際にはチェックしてみてください。
<贈るシーンによって価格帯を決めよう!>
・5,000円前後は誕生日、クリスマス、バレンタインデー。10,000前後は結婚祝いや退職祝い、記念日など
まずは予算です。あまりにも安いワインを選んでしまうと相手の方に失礼にあたります。一方で高価すぎるワインを選んでしまうと相手の方が恐縮してしまったり、お返しで負担を強いることになってしまったりするので、適正な価格の商品を選ぶことが重要です。
誕生日やクリスマス、バレンタインデーなど、毎年の恒例になっているイベントや比較的カジュアルなお祝いごとの場合は5,000円程度までのワインがおすすめ。結婚祝いや退職祝いなどは10,000円前後の少し高級なワインでお祝いしましょう。これくらいの価格であればお返しの負担もそれほど大きくなくて済みます。
生まれ年や結婚した年にちなんだヴィンテージワインはワイン通の方におすすめです。一方で、前述のとおり普段ワインをあまり飲まれない方だと少し抵抗があるかもしれません。また、ワインには出来が良い年と悪い年があります。
もし、ワインに慣れていない方や不作の年だった場合は、5年くらい前のヴィンテージワインが良いでしょう。
また、誕生日のお祝いで誕生年のワインをプレゼントしたいと思われるかもしれませんが、親しい間柄でなければ避けたほうが無難です。誕生年のワインは人によっては重く捉えられてしまう場合もあります。特にお相手が女性の場合は失礼に思われることもあるでしょう。誕生日にワインギフトを贈る場合も、やはり5年くらい前のヴィンテージワインが無難かもしれません。
<ゆかりある情報で選ぶのもアリ?!>
贈る相手の方のお名前や勤めている会社名、あるいはペットの名前に似ているワインを贈るのもありです。
たとえば相手が山田さんだったら、「レキシントン・カベルネ・ソーヴィニヨン・ギスト・ランチ・サンタクルーズマウンテン」のような、山(マウンテン)が入っている名前のワインを贈るのも面白いですね。
こじつけになるかもしれませんが、選んだ理由を説明することで、「ちゃんと選んでくれたんだ」と思ってくれます。
また、相手が食通だったらそれに合うワインを選ぶのもおすすめです。赤身のお肉が好きなら辛口の赤ワイン、お刺身で晩酌するのが日課になっている方なら軽めで甘口の白ワインというように選んで贈ると喜ばれるでしょう。
最終手段はスパークリングワイン
もし相手の方の好みがわからなかったり、適切なものが見つからなかったりした場合はスパークリングワインがおすすめです。
シャンパンをはじめ、スパークリングワインはお祝いというイメージが定着しているので、「祝ってくれているんだな」と気持ちが伝わります。飲み口がやさしいので、ワイン初心者の方にもおすすめです。
相手の好みが明確にわかっている、こだわりがあるワイン上級者の方なら、シンプルに相手の方が一番好きなグラスワインをプレゼントするのも良いかと思います。
かたちに残るワイングッズも素敵
それでも迷ったらワインではなくワイングラスやオープナーなどのワイングッズがおすすめです。ワインは飲めばおしまいですが、ワイングッズは物として残ります。使う度に「あの人がくれたんだな」と思い出してくれるので、意外と人気です。
まごころを込めてワインを贈りませんか?
相手のことを考えて一生懸命選んだワインギフトを贈れば、きっと気持ちが伝わります。今回の記事を参考にして、大切な方へ贈る1本を選んでみてください。
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