パーカーポイント93+点獲得。地元栽培家の支援で生まれたピングスのリージョナルワイン的存在。ガルナッチャを少量ブレンド、柔らかく早くから楽しめます。
テンプラニーリョ/ガルナッチャ
パーカーポイント93+点獲得。世界的に有名な珠玉のスペインワイン「ピングス」を手がけるピーター・シセック氏が、自らの「スペインワインユートピア構想」を実現すべく立ち上げた「ネオ共同組合」的ヴェンチャープロジェクト、それが「PSI」です。ギリシア語アルファベットにおける23 番目の文字ある「PSIプシー」。このワインはピーター・シセックが1990年にリベラ・デル・ドゥエロに来てから持ち続けていた強い考えから生まれました。ボルドーやカリフォルニアの著名な生産者の元でワイン作りを学んだ後、スペインのリベラ・デル・ドゥエロにあるアシエンダ・モナステリオで技術指導者を務めました。気候の変化に富み乾燥した土地に魅了され、ピーターは高い品質のワインを作るポテンシャルがリベラ・デル・ドゥエロにはあるという信念を強めていきました。そしてついに、1995年にこの地に「ドミニオ・デ・ピングス」を設立しました。また、リベラ・デル・ドゥエロの古い畑には計り知れないポテンシャルがあるにも関わらず、地元農業の技術が乏しいためにその潜在性が生かされていないと常日頃感じていました。ブドウ栽培者たちは量を生産することを重んじ、品質の高いブドウを生産することが軽視されていたのです。また古木のブドウ樹が減少しつつある(当時たった4000株しか残っていなかった)状況を憂慮し、それらを保護する目的で2006年にプロジェクトを立ち上げ、地元のブドウ栽培者との協力による第三のワイン、「PSI(プシー)」を作ることを決心しました。ピーターとゼネラル・マネージャーのパブロ・ルビオは、地元生産者に有機農法やビオディナミ農法の知識を与えるだけでなく、質の改善が認められたブドウには、今まで支払われていたより高い金額を出してそれを買い取るなどして農家のモチベーションと意識を高めてきました。2000年からビオディナミを導入し、2003年には完全に移行。その驚くべき凝縮感、バランス感覚、深遠な余韻の長さには、世界中のワインマニアが舌を巻いています。標高830mから920mの様々な石灰分を含む粘土質土壌と砂質土壌の斜面に畑がある、樹齢30年以上の古木からすべて手摘みで収穫されます。アルコール発酵が行われた後、ピングスやフロール・デ・ピングスの熟成に使用された古樽、フードル(木の大樽)、セメントタンクの中でそれぞれ17ヵ月間熟成されます。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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コスパ良し
濃厚な果実みと、香り。じっくりゆっくり楽しめるコスパのいいワイン。飲むなら秋から冬かなぁ
スペインの高評価ワイン
濃厚な深紫色。ボリューミーなブラックカラント、カシス、ブルーベリージャムなどの濃厚な果実香と、花のようなブーケが共存。