低温浸漬の後、発酵を行い、フレンチとアメリカンオーク樽で熟成。チェリーなどの果実味が広がり、アフターのすっきりした飲み疲れない、ミディアムライトなワイン。
マスカット・ベリーA
色調は淡い少しオレンジがかったルビー色。グラスに注いだ直後の香りは控えめであるが、空気と触れるにつれて、樽熟成によるキノコや腐葉土の香りやコーヒーの香り、チェリーなどの赤系果実の香りと、仄かなすみれの花の香りが現れてくる。口当たりは軽快でやわらかいが、赤系果実のフレッシュな酸味が感じられ、その後果実の甘味を感じたのちに、コーヒーのようなローストされた味わいと酸味を余韻に感じる。全体的に渋みの少ないバランスの取れた果実の酸味を感じながらも、熟成感のある穏やかなワインに仕上がっている。肉料理全般の他、トマトソースを使用した煮込み料理や、パスタなど相性が良い。また、カマンベール等のマイルドなチーズともよく合う。お醤油との相性は良いので脂ののった魚の煮物や焼き魚でも合わせることが出来る。
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