バローロを思わせる芳香、歴史的ヴィンテージの長期熟成が期待できるピノ・ノワール
ピノ・ノワール
新樽26%、畑の構成は自社畑のグロリア、Pratt、KR Ranch他。グロリアの畑特有の土壌のニュアンスが全面的に出ています。グロリア・エステートのワインらしく、しっかりとしたベリー系のアロマがあります。グラスに注ぐと、冷涼感やスパイス等が感じられます。果実、酸、タンニン、ブラックチェリーが長い余韻に感じられます。2026 年まで楽しめるワインです。フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーはケン・フリーマンと六本木出身で奥様のアキコによって2001年に設立されました。その15年前、まだ二人が出会って間もない頃、共にエレガントで洗練されたシャルドネとピノ・ノワール好きとして意気投合し、いつかはカリフォルニアでブルゴーニュのような複雑味と、飲み手を惹き込む力を持ったワインを自分達の手で造ることを夢見ていました。世界に匹敵するワイナリー設立を実現するために、冷涼でなだらかな斜面に植えられているブドウ畑を中心に、300を超える畑や栽培農家の視察を始めます。その結果、選んだのは霧に覆われ海岸から内陸に吹き込む冷たい海風に影響されるソノマ・ヴァレーの生産地でした。そこで育つブドウはゆっくりと成熟し、フレッシュな酸が保たれ、とてもピュアでフレーヴァー豊かに育ちます。フリーマンが設立された2000年代は、カリフォルニアでは果実味たっぷりのワインが生産され消費されていたブームの真っ只中ですが、彼らはそんなトレンドに影響されることなく、有機農業を基本としながら、バランスが取れた上品なワインを醸造するという自分達の信念を貫いています。結果、フリーマンのワイン・スタイルはカリフォルニアはもとより、世界からも注目を浴びるようになり、各国の著名なレストランのワインリストに採用されて、小さいながらも著名なブランドに成長しました。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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濃く熟した果実味と十分な酸
ピノにしてはかなり濃い色合い、ブラックベリー、ミント、樽は控えめ。熟した果実の甘味、酸、タンニンの主張がはっきりしており、若々しい。ナチュラルではあるが、冷涼地らしい引き締まった硬質感はなく、まったりとしたカリフォルニアらしいワイン。