パーカーポイント94点獲得、メドック格付け第1級。五大シャトーの中でとても豪華で年毎のエチケットも魅力的
カベルネ･ソーヴィニヨン/メルロ/カベルネ・フラン
パーカーポイント94点獲得、メドック格付け第1級。深みがあり力強く、ほのかにスミレのニュアンスが感じられる。フルーティーな香り（ブラックベリー、カシス）とフローラルな香り（アイリス）にスパイスと杉のノートが調和した、非常にエレガントな香り。貪欲なアタックの後、バランスのとれた美しくフレッシュな味わいが続く。ビガローチェリーのアロマと上質なタンニンが調和し、ミネラルと持続性のあるフルーティなフィニッシュで締めくくられる。ナサニエル・ド・ロートシルト男爵は、1853年に競売でシャトー・ブラネ・ムートンを手に入れた。メドック地区の中心、ポイヤックに位置するこのドメーヌは、その後シャトー・ムートン・ロートシルトと改名された。1922年、フィリップ・ド・ロートシルト男爵がドメーヌの経営権を引き継いだ。先見の明があった彼は、1924年、ラベルのイラストを画家に依頼しながら、シャトーでワインの全量を瓶詰めすることを決めた。1945年以来、シャトー・ムートン・ロートシルトのラベルには毎年、偉大な現代アーティストのオリジナル作品が描かれている。ダリ、セザール、ミロ、シャガール、ウォーホル、スーラージュ、ベーコン、バルテュス、タピエス、クーンズ、ドイグ......魅力的なコレクションは、毎年新しい作品を加えながら増え続け、有名な「アートとラベル」展を形成している。ポイヤックのアペラシオンの象徴であるこのプルミエ・クリュ・クラッセは、世界中のボルドーの偉大なワインのショーケースである。今日、フィリピーヌ・ド・ロートシルト男爵夫人の3人の子供たち、カミーユとフィリップのセリース・ド・ロートシルト夫妻、そしてジュリアン・ド・ボーマルシェ・ド・ロートシルトが、シャトー・ムートン・ロートシルトの運命を握っている。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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