パーカーポイント95-97点獲得、メドック格付け第3級。シャトー・マルゴーの畑に隣接する恵まれたテロワールが生む圧倒的な凝縮度の高さ。バランスの取れた樽使いで魅了します。
メルロ/カベルネ・ソーヴィニヨン/カベルネ・フラン/プティ・ヴェルド
パーカーポイント95-97点獲得、シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリは、グラン・クリュ・クラッセの第3級に昇格した。テロワールに忠実で、エレガンスとフィネスを表現している。中位~深みのあるルビー色。ノーズはジューシーなレッドベリーのアロマ。味わいにはジャムのようなレッドベリーやレッドチェリーの果実味があり、杉のようなバニラ・オークの香りもある。アルコールの温かみがあるが、フレッシュな酸が果実味に十分な余韻を与えている。『星の王子様』の著者の祖父が所有していたシャトー。このシャトーは17世紀末に、ルイ14世の法務長官であり、ボルドー議会の公証人であるシモン・マレスコが買い取りました。 1815年にはすでにクルティエのテステ・エ・ロートンによって3級と認められ、シャトーは1825年以降サンテグジュペリ伯爵が買い取りました。 「星の王子様」で有名な作家のアントワーヌ・ド・サンテグジュペリはそのひ孫にあたります。 17世紀から18世紀にかけてこのシャトーを所有した2人のオーナーの名前が、シャトー名に残っているわけです。 1970・80年代はあまりパッとしない評価の造り手でしたが、現在の所有者であるジュジェール家の情熱により飛躍的に品質が向上。近年はみるみるうちにその評価を高めているシャトーです。ワイン雑誌でも軒並み高評価を得るようになり、ロバート・パーカー氏は『ボルドー』第4版の中で、「今では名実ともに3級にふさわしくなり、価格は現実的なレベルに抑えられている。ここのワインはマルゴーで最もお値打ちの1つであり、 最上のものは、フィネスと力強さとテロワールを、骨の髄まで表現している」とコメントを残すほどに注目を集めています。このシャトーの畑は、17世紀にブドウが植えられたという長い歴史を持っており、一部はあのシャトー・マルゴーに隣接しているという抜群のロケーションに位置しています。粘土質や泥土質の母岩の上にある砂利質土壌の厚さは3~10mにも達し、深く張ったブドウの根によって、より凝縮度の高いブドウが実ります。栽培は、畑に除草剤を使用しないリュット・レゾネ農法を採用。醸造には世界的に活躍するワインコンサルタントのミシェル・ロラン氏を招聘し、時に6週間に及ぶ極めて長いマセラシオンや、30度を保ち続けての樽内でのマロラクティック発酵、新樽率100%の熟成といった醸造テクニックにより、パワフルな性格を持つテロワールのポテンシャルを最大限引き出しています。造られるワインは、クリーンな香りに綺麗な質感、がっしりとした味ながらも上品さがあるのが特徴です。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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