パーカーポイント89-91+点獲得。堅固でしっかりとしたタンニンと果実味を持ち、フルーティなフィニッシュです。
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/プティ・ヴェルド
パーカーポイント89-91+点獲得。スミレがかった深い色。チェリー、ブラックベリーなどの力強い果実のアロマに、スパイス、甘草、トーストのニュアンス。味わいは驚くほどバランスが良く、まろやかなアタックと力強くエレガントなタンニンを合わせ持ちます。ロバートパーカー氏の評価の高いクリュ・ブルジョワ級有名ワイン。サン・ジュリアン村にほど近い、キュサック村に佇むシャトー・ラネッサン。美しい森に囲まれた、まるでおとぎ話に出てくるお城のようなそのシャトーは、1793年から所有者が変わることなく、かつてメドック格付2級シャトー、ピション・バロンや格付3級のパルメの株主でもあった、由緒正しい家柄であるブテイエ家が所有しています。同じ一族がこれほど長くシャトーを所有しているのは大変珍しいことであり、数十年単位での管理が必要なブドウ畑において、それはとても重要なことです。その安定した家族経営のもとで生み出されるワインは、格付け以下のプティ・シャトーとしては傑出した出来を誇り、お値打ちなボルドーワインとして着実に評判を高めてきました。世界的に著名なワイン評論家のロバート・パーカー氏も、日本のある講演会でラネッサンを自身のお気に入りワインとして紹介しています。その著書にて「メドックのワイン格付けをやり直せば、おそらく5級シャトーの地位が真剣に検討されるワインである」と大絶賛。また「ワインは力強く、独立した存在感があって、スタイルと個性においてどこかポイヤックの第5級シャトー・ランシュ・バージュに似ている」とも評しており、ボルドーファンの好奇心をくすぐる1本と言えるでしょう。1793年当時24haだったというシャトー・ラネッサンのブドウ畑は、現在80haにまで拡大。メドック格付け第2級のグリュオ・ラローズのすぐ南という絶好のロケーションに位置しており、周囲には第4級のベイシュヴェル、第2級のデュクリュ・ボーカイユなど、特級シャトーの中でも指折りのシャトーが軒を連ねています。 畑は水はけの良さからカベルネ・ソーヴィニヨンに最適と言われる砂利質の土壌。中でも樹齢30年前後の樹のブドウが使用されています。収穫後、丁寧に選果された後は、温度管理されたコンクリートタンクで果実味をしっかり引き出すためにルモンタージュしながら発酵。また醸造にはフレンチオーク樽を使用しており、1/3が新樽、1/3が1年使用した樽、1/3が2年使用した樽と、新樽比率にもシャトー独自のこだわりがあります。このように、高樹齢ならではの滋味を吸い上げたブドウを活かす醸造法によって生み出された、しっかりとした果実味がありながら、リリースしたてからでも楽しめる柔らかな質感がラネッサンの最大の持ち味。オー・メドックのワインらしい親しみやすさとバランスが魅力です。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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酸味が強くしかも……
パーカーポイント89-91+点獲得、果実味★5つということで購入しましたが、まったく違うものでした。酸味が強くしかも薄い……、果実味などまったくしませんでした。こんなことってあるのか、自分の味覚を疑いましたが、娘にテースティングしてもらったところ「これはきっと好みではないはず。」と言われ味覚は正しかったようです。口に合わないので三分の一飲んだところで、あとの残りは料理用にしました。(涙)ということで、今回は★1つと厳しくさせていただきました。過去にも★1つ付けたものがあったような気がします。(汗)
重めのワインではないが
口当りがよく、ボルドーらしい味わいを持っているコスパ最高のワインではないでしょうか。一度は飲むに値するワインです。
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