パーカーポイント98+点獲得、メドック格付け第1級。五大シャトーの中でとても豪華で年毎のエチケットも魅力的
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/プティ・ヴェルド
パーカーポイント98+点獲得、メドック格付け第1級。ミント、鉛筆、ブラックベリー、カシス、メントールなどカベルネの特徴をすべて備えた、驚くほど複雑な味わいです。香りと同じように、グラスの中でも常に変化しますがクールで上品な印象も保っていま。フルボディながら、非常に繊細で引き締まったタンニンがワインの余韻の長さを保ちますシャトー・ムートン・ロスチャイルドは1855年の格付け後に昇格が認められたただ一つのシャトーです。格付け当時は第2級にランクされたものの、1973年の格付け見直しの際に第1級に昇格が認められました。シャトーの地位を押し上げた功労者フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵の言葉「余は1級であり、かつては2級であった、ムートンは不変なり」はあまりにも有名。またムートン・ロスチャイルドの特徴といえば1945年以降に採用されたアートラベル。毎年異なった芸術家が描くエチケットは愛好家のコレクターズアイテムになっています。以下、講談社 『BORDEAUX ボルドー 第3版』より。ムートン=ロートシルトは故フィリップ・ロートシルト男爵が独自につくり上げた場所であり、ワインである。21歳でこのシャトーを得たとき、彼が並々ならぬ野心を抱いたのは疑いないことだ。しかし、豊かで著しく深みのあるエキゾチックなスタイルのポイヤックの生産によって、彼は1855年のメドックのワインの格付けを変えさせた、たった一人になったのである。男爵は1988年1月に死去。今はその娘フィリピンヌがこのワインづくりの帝国の精神的頂点にいる。彼女は常に、パトリック・レオン率いる有能なムートン・チームの頼もしい協力を得てきた。1973年、ムートン=ロートシルトは公式に「一級シャトー」と格付けされる。こうして、異才の男爵は、彼の挑戦的ワインのラベルの言葉を、「1級にはなれないが、2級の名には甘んじられぬ、余はムートンなり」から、「余は1級であり、かつては2級であった、ムートンは不変なり」と変えたわけである。ムートンが商業的に成功した理由はいろいろありますが、1つはムートンのラベルが収集の対象であること。1945年以来、フィリップ・ロートシルト男爵は、画家に年に一枚、絵の作成を依頼し、それがラベルを飾った。ムートン=ロートシルトのラベルに登場する大家にはこと欠かなかった。ヨーロッパからミロ、ピカソ、シャガールにコクトー、アメリカ人ではウォーホル、マザーウェル、そして1982年にはジョン・ヒューストン。次に、すばらしいヴィンテージにおけるムートンのふくよかさが、ラフィット=ロートシルトの厳しい優雅さと、そして濃密で逞しく力強く、タンニンのきいたラトゥールと、かなり違ったスタイルを持つこと。三番目には、申し分なく維持されたシャトー自体が、その一流のワイン博物館とともに、メドックの(そして多分全ボルドー地域でも)最高の観光地であること。最後に男爵自身、彼が自らのワインのみならず、ボルドーのすべてのワインを普及させるために尽力したということがある。彼の娘フィリピンヌも、父の遺産を十二分に存続させる力がありそうだ。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
>この商品について問い合わせる >この商品を友達に紹介する
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。