花の香りと、梅っぽさ、土っぽさを感じるいいブルゴーニュ。
2018年に廃業とのことで、もう流通しているものしか飲めない。

６年熟成で十分落ち着いた感ありました。
黒っぽさを思わせる幾種類ものベリー系香り、無花果やザクロのようなニュアンスも。微妙に獣のニュアンスも。きっと鴨料理に合うんだろうな。
最初は香りの上がりがイマイチ、後に本領を発揮してきたかなっと。
いい作り手さんとわかっていても5000円オーバーだとちょっと高いかなぁ。コスパの観点で４点にしました。

爽やかな酸を感じる。レッドカラント。クランベリー。ラズベリー。熟した梅。乾きかけた土。木。爽やかで小粒の赤い実のなる公園。時間が経つと、バラや牡丹などを思わせる花の香り。
味は熟した実、やや未熟な実などの小粒の赤い果実をほおばったような爽やかな酸と果実味。苦みとウッディなニュアンスがそれをまとめる。タンニンは控えめ。

果実の香りと酸味が程よく、フレッシュながら深みもしっかり味わえる。