パーカーポイント90+点獲得、メドック格付け第5級。赤系果実のアロマ、まろやかな味わいの中に熟したタンニンが感じられます。
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ
パーカーポイント90+点獲得、メドック格付け第5級。やや深みのある紫みを帯びたガーネットの色合いと開けてすぐに感じることができるハーブの香りと共に野生のセージや月桂樹、温めたブラックカラントやレッドカラントのゼリー、シダーチェスト、鉛筆の削りくずのアロマが広がります。オーク樽とほどよい果実の味わいを感じることができる飲みごたえのあるミディアムボディの味わいとフィニッシュはハーブのような爽やかさをお愉しみいただけます。シャトー・ランシュ・ムーサは、シャトー・バタイエを所有するボルドーの名家、カステジャ家が1969年から所有するシャトー。遡ること18世紀、元々はランシュ伯爵が所有していた格付け5級のシャトー・ランシュ・バージュと同一の畑でしたが、 2つに分割されることになりました。その片方がこちらのシャトー・ランシュ・ムーサです。1855年のメドック格付け時には第5級に格付けされるも、その後品質は伸び悩み長い低迷期に陥りました。しかし1919年、格付け4級デュアール・ミロンを当時所有していたカステジャ家がオーナーとなってからは、醸造所の改築や畑の改良などを積極的に行い近代的なシャトーへと生まれ変わり、ワインの品質は劇的に向上し、往年の名声を取り戻すことに成功しました。カステジャ家が取り入れた栽培方法は様々。テロワールの多様性を十分に表現したワインを造るために畑は入念に手入れを行いました。枝打ちや除葉、房の間引き、さらには機械収穫から手摘みへと変更、さらに手作業にて選果をし、厳選された最良のブドウのみを使用しています。シャトー・ランシュ・ムーサの敷地は200haと広大でポイヤック最大級で、内陸部ポイヤックの西部に位置し、土壌は砂質の多い礫質が特徴。その中から最良のテロワールだけを選び、ブドウ畑にしています。植樹されているのは、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ。テロワールの多様性が十分に表現されるよう、手間と時間をじっくりとかけて丁寧に栽培されています。シャトー・ランシュ・ムーサのワインはしなやかでしっかりとしたストラクチャーを持ち、比較的早くから愉しめるのも魅力のひとつ。濃く深みのある色調に、赤系果実のアロマ、まろやかな味わいの中に熟したタンニンが感じられます。このタンニンが溶け込み円熟して甘やかなカシスのニュアンスが現れた頃が、まさに偉大なポイヤックを彷彿とさせる、ボルドーワインの真骨頂とも言える至極の味わいをお愉しみいただけます。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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渋い
赤ワインらしい渋い味わいが良かったです。渋い味わいが好きな人にはお薦めのワインです。後味は、さっぱりしているので質の良さを感じました。