メンドシーノの大自然が育むジンファンデルの重厚で芳醇な味わい。人的な干渉を最小限に留めながらワインを手造りすることで、美しくバランスのとれた最高級のワインを造っています。
ジンファンデル
カリフォルニア州ソノマ・カウンティの北側に位置するメンドシーノ・カウンティは、カリフォルニアのワイン生産地の中でも「最後の砦」と呼ばれる、現代社会とはかけ離れた大自然に恵まれた海岸山脈地帯です。そのメンドシーノのアンダーソン・ヴァレーに位置するエドミーズ・ワイナリーは、メンドシーノのテロワールを最大限に生かした、太く厚みのある濃厚な味わいのジンファンデルを造っています。1963年に創設者ドナルド・エドミーズがアンダーソン・ヴァレーの24エーカーの畑にブドウを植樹。1972年にワイナリーを創設し、自身の名前を冠したブランドでワインを売り出しました。現オーナーのジャクソン・ファミリーがワイナリーを買い上げたのは1988年のことです。カリフォルニアで最も冷涼なブドウ産地の1つであるメンドシーノ群の海岸山脈に広がるブドウ畑からカルトワイン・クラスのクオリティを持つ上質なワインを生産するこのワインブランドは、いずれメンドシーノ・カウンティを牽引するプレミアム・ブランドとなるでしょう。エドミーズのアプローチは、伝統的であり、自然の摂理に即しています。敢えて明らかにローテクな手法をとっているのです。人的な干渉を最小限に留めながらワインを手造りすることで、収穫年や畑、品種の持ち味を余すところなく引き出し、メンドシーノ・リッジ、レッドウッド、ウキア・ヴァレーといった地域から果実味が前面に引き出され、美しくバランスのとれた最高級のワインを造っています。限りなくシンプルな手法をとることで、各産地の土壌や気候の個性をワインの味わいにはっきりと感じ取ることが出来ます。最初にシナモンやアニスを思わせるベーキングスパイスの香りがしっかりと感じられ、次第にブラックベリーやカシス、ブラックプラム、チョコレートがけのストロベリーのアロマが徐々に表れます。力強さを備えながらもよく溶け込んだタンニンが濃厚な味わいを引き立て、心地よい酸を湛えたフレッシュな後味が広がります。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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