4つ星シャンパンハウスブルーノ・パイヤールが手掛けるプロヴァンスの赤。長期熟成も期待できる堅牢なタンニンと長い余韻
シラーシラー/グルナッシュ/ムールヴェードル/カベルネ・ソーヴィニヨン
外観は、ルビーレッド色を帯びたガーネット色。最初に熟したブラックカラントのアロマが感じられ、次第に甘いスパイスやタバコの葉、砂糖漬けのカシスを思わせる複雑なブーケへと変化してゆきます。味わいは、バランスが良く、しっかりとしたストラクチャーが特徴的で、ブラックフルーツの風味にスパイスのニュアンスを帯びた長い余韻が続きます。堅牢なタンニンと見事なフレッシュ感は、このキュヴェが、今後、15年以上熟成可能であることを示しています。常に最高の品質を追求するシャンパーニュ・メゾン、ブルーノ・パイヤールは、1994年に南仏プロヴァンスの地に別荘地を探しに訪れた際、サン・アントナン・デュ・ヴァールの地に素晴らしい潜在力をもつブドウ畑を見つけ、そのテロワールに一目で惚れ込んで翌年1995年にこの土地の購入を決め、品質への拘りを感じさせるチャーミングなプロヴァンスのワインを造り始めました。11世紀に十字軍に敗れたサラセン人(アラブ人)の首領の亡骸が黄金の甲冑に包まれてこの地に埋葬されたという伝説に因み、このワイナリーは「シャトー・デ・サラン」と名付けられました。プロヴァンスは、フランスで最も古いロゼの産地であり、シャトー・デ・サランもロゼが全生産量の7割を占めています。年間生産量は平均6万本で、このうち70%がロゼ、20%が白、10%が赤ワインです。1995年以前からこの地で栽培されてきたサンソー、グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル(平均樹齢40-45年)の他、カベルネ・ソーヴィニヨン、カリニャン、ユニ・ブランが植樹され、1996年からは、ロール(イタリアの「ヴェルメンティーノ」)が栽培されるようになりました。サランのワインには、EU有機ロゴとABマークの表記があります。EU 有機ロゴは、農業成分の95%以上が有機成分であることを意味します。ABは、「アグリキュルチュール・ビオロジーク」の略で、有機肥料を使用した無農薬栽培を意味します。化学肥料や遺伝子組換肥料の不使用、最低3年間は有機農法を続けていることが条件で、1年ごとに抜き打ち検査が行われます。加工の全工程で添加物を含まないことが認定条件の1つです。ABマークが認められるのは、国際有機認定機関エコセールによる審査をクリアし、EU圏内で加工された製品に限ります。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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This is a good wine.
👃 Aromatic nose; barrel, fresh wood, dark fruit aromas. 👄 Good balance, mild astringency, dry, pretty mellow.