パーカーポイント87点獲得。レオヴィル・ラス・カーズのオーナーファミリーも見初めた、絶好のテロワールを有する歴史あるシャトー。しっかりとした骨格を持った男性的な仕上がり。
カベルネ・フラン/メルロ
パーカーポイント87点獲得。ポムロールの典型的なフレッシュで滑らかな味わいというよりも、しっかりとした骨格を持った男性的な仕上がり。力強さとエレガンスを兼ね備え、優れた熟成ポテンシャルを感じさせる1本です。ポムロールの丘の南西部に位置する、1847年から続く歴史あるシャトー。デプジョール家が所有していましたが、1997年、デプジョール家の従弟であったジャン・ユベール・デュロン氏がシャトーを買収。かのサン・ジュリアンのスーパー・セカンド「シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ」を所有するデュロン家によって、剪定方法の見直し、土地の灌漑、ブドウ樹の植替えといった栽培から、セラー内の空調や新しいタンクの導入などの醸造設備の近代化といった、急速な変革が行われ、品質向上を遂げました。醸造においてはコンサルタントとしてミシェル・ロラン氏を招聘。収穫されたブドウは温度管理のできるステンレスタンク内で発酵。その後新樽率30%以下のオーク樽で平均18か月熟成されます。ポムロール自体が小さなアペラシオンであることからこの地区に居をかまえるシャトーは、畑が10ha未満と狭い所が多いのですがシャトー・ネナンの畑は32haとポムロルで2番目となる断トツの大きさとなっています。というのも、かつてポムロルの優良シャトー、「シャトー・セルタン・ジロー」の畑を半分購入し、統合したため。しかも、その残りの半分の畑は右岸の名手、ムエックス社が購入し、「シャトー・オザンナ」となっていることからもネナンのテロワールがいかに素晴らしいかということが分かります。その広大な畑ゆえ、構成する土壌も多岐に渡ります。主なのはドルドーニュ川の沖積轢に覆われた堆積土壌。加えて、ポムロルを特徴づける珪質粘土、砂利、石英、花崗岩、鉄、玄武岩などが含まれる複雑な土壌が畑を構成しています。植えられているブドウは樹齢50年にもなる古樹を含む、平均樹齢30年のブドウ樹。1haあたり6300本から7100本という高密度のもと栽培されています。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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