パーカーポイント96点獲得。メドック格付け第2級。スーパーセカンドの筆頭。 3つのレオヴィルの中で最も繊細と評、洗練されたアロマと逞しさを備えたワイン。
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/カベルネ・フラン
パーカーポイント96点獲得。メドック格付け第2級。素晴らしいブラックカラントのシロップ、ブラックベリーパイやブルーベリージャムの弾けるような香りに続き、ライラックやダークチョコレート、杉の木、ササフラスやリコリスのヒント、ウーロン茶や鉄鉱石の香りがふわりと漂います。黒や青い果実の驚くようなエレガントで物柔らかな口当たり、堅固な骨格、絶妙な豊潤さ、細かな粒子状のタンニンとシームレスなフレッシュさ、フィニッシュは長い余韻があり素晴らしい芳香が広がります。サン・ジュリアン村に位置する3つの「レオヴィル」の一つ。ラス・カーズ、バルトン、ポワフェレの兄弟は、元々1つのシャトーだったものが、分割され、別々のオーナーの元で歴史を刻んできました。 19世紀末より、その約半分の面積の敷地を品質の向上に飽くなき追及心を持つディロン家が所有。現在はシャトーの唯一のオーナーであるジャン・ユベール・ディロン氏が総支配人として、シャトー・ポタンサック、シャトー・ネナンのオーナーとともに指揮を執っています。彼らが掲げているポリシーの一つは、フードフレンドリーであること。かけがえのない家族や友人と共有する時間の中で、食事とともに楽しんでもらいたいという想いが込められています。フレッシュかつ熟した果実のアロマや熟成の鍵となる酸のバランスには特に注意を払っているそう。ブドウ本来の香りを邪魔してはいけないが、洗練されたアロマへ仕立てるために新樽を用いて熟成させる事も大事。それらが絶妙に調和したのが、このシャトー・レオヴィル・ラスカーズのワインだと言えます。このレオヴィル・ラス・カーズは、「サン・ジュリアンの王」と言われ、その質の高さと、安定した造りで、一級シャトーにも引けを取らないスーパーセカンドの筆頭です。3つのレオヴィルの中で最も繊細と言われています。その理由は構造、豊かさ、奥深さ、フィネスが、これほどまでに完璧に近い形でつりあっている銘柄は稀有だからだと言えます。複雑で優美なサン・ジュリアン的スタイルというよりは、 むしろ隣のポイヤックのような厚みを感じるのが特徴。所有する畑はあのシャトー・ラトゥールに隣接し、グラン・アンクロの土壌や、ジロンド河のミクロ・クリマにより格付け1級シャトーに引けを取らないクオリティのワインを生み出しています。総面積は約97ha、土壌は主に砂利と粘土質、石が多く転がる土地。水分と栄養素の低いこの土壌では、秀逸なカベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンが結実します。この比類無き素晴らしいテロワールが、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズのワインにその独特の個性と卓越したクオリティの高さを与えているのです。また彼らのワインで一層魅力を感じるのは、その一貫性。どんな年でも一定の高さを保った品質のワインを造っています。また良年ヴィンテージにはカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を上げるなどその年に造られる最高の品質のワインを生み出しているのです。土壌や伝統、テロワールを深く理解しているからこそ成し得るものであると言えます。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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