パーカーポイント95点獲得、メドック格付け第5級。ボルドーではいち早くビオディナミを進めた革新的なシャトー
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/カベルネ・フラン/プティ・ヴェルド
パーカーポイント95点獲得、メドック格付け第5級。力強く、エレガントなアタックから濃厚、そしてシルキーな味わい際立つタンニンへと導かれ長いフィニッシュへと繋がる調和のとれたエネルギッシュなワインです。限りなく第1級シャトーに近い優雅さを携えた甘美な魅力をご堪能ください。第5級の有名シャトー「ポンテ・カネ」は、ロバート・パーカー、ジェームス・サックリング、ワインスペクテーターが100点満点を与える偉大なシャトー。ビオディナミによって新たなスタイルを確立し、時として樽を抑えたスタイルに挑戦するなどあらゆる面で挑戦を続けており、ボルドー左岸において最も注目すべきシャトーのひとつで、その注目度たるや、ボルドーで現地人に行くべきシャトーを尋ねると多くの人が「ポンテ・カネ」と答えるほどです。所有する畑は、「ムートン・ロートシルト」のすぐ向かいという絶好のロケーションに位置しており、1725年、ジャン・フランソワ・ポンテ氏という法律家により創設されました。優れたテロワールを持ってたものの、実はその真価を発揮できたのはここ最近になってから。1975年までオーナーを務めていたクリューズ社は、クオリティを無視したワイン造りを行っていましたが、ギー・テスロン氏(著名なコニャック商人)が買い取ってからは見違えるような高品質のワインを造り出しています。その息子で現在のオーナー、アルフレッド・テスロン氏は畑とセラーに多額の投資をして環境を徹底的に整備。出来上がったブドウにも非常に厳しい選果を施した結果、1994年ヴィンテージからはポイヤックで最も注目される名実ともにハイパフォーマンスワインへと成長しました。栽培から醸造に至るまで一切の手を抜かず挑戦し続ける姿勢が世界中で高い人気を獲得し続ける所以なのだと言えます。栽培面では、卓越したテロワールをワインに反映させるべく、2004年からはビオディナミを実践。左岸のシャトーで初めてビオディナミの認定を受けています。この取り組みの一環として、2013年には新樽比率を下げるとともに、全体の30%ほどをアンフォラ発酵させ、樽の影響を極力抑える手法を取り入れました。ポンテ・カネの品質向上に懸ける執念ともいうべき姿勢は留まるところを知りません。また世界的に有名なワイン評価誌、ワインスペクテーター誌では「オーナーのアルフレッド・テスロン氏はボルドー左岸において、この10年間で最も注目すべき大転換を行ってきた一人である。ポンテ・カネのクオリティの上昇はすでに第5級を超えている。CH.ムートン・ロスチャイルドやCH.ラトゥールのようなポイヤックは値段が非常に上がっているが、ポンテ・カネはパワフルで、長期熟成に耐えるとても丁寧なつくりで、砂利質の厳しい土壌をよく表現している。」とシャトー・ポンテ・カネを称賛。格付け第5級ながらも、その知名度の高さはボルドーワインの中でも随一なのも頷ける高い評価を受けています。形式美ともいうべきクラシックなスタイルが主流のボルドーにおいて、ポンテ・カネは新しさを感じさせるスタイル。ボディは常に逞しいながらもパーカー氏が100点満点をつけた2010年のようなグレートヴィンテージでさえ口当たりはシルキーで優しく、果実味と酸味のバランスに優れています。ポンテ・カネのワインの特徴といえば、なんと言ってもその華やかなアロマ。 黒系果実やスー・ボワ、野性的な香りが入り混じる複雑な香りが印象的で、長く心地よい余韻があり、頽廃的とすら言える甘美な魅力をもったシャトーです。濃厚な果実味と熟したタンニンを持ちながら、折り目の正しいディテールとフィネスもあるバランスの取れたポイヤックのスタイルが人気を集めています。所有する畑は約80ha。壌は主に粘土や石灰を含んだ砂利質で、平均樹齢30年のカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティヴェルド、カベルネ・フランが植樹されています。恵まれたテロワールと技術の融合が生み出した傑作とも言える1本。限りなく1級に近い優雅さを携えた甘美な魅力をご堪能ください。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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