ミネラリーでピュアな果実味と洗練された味わいの一本
シャルドネ/ピノ・ノワール
小規模生産のメゾンが手掛ける、ナチュラルな果実味が魅力のロゼ・シャンパーニュ。シャルドネのブドウ畑で有名な、メニル・シュール・オジェ村に位置するレコルタン・マニピュラン。もともと「ドケ・ジャンメール」という名のメゾンでしたが、ボーヌとアヴィーズの醸造学校で学を修めた当時21歳のパスカル氏が父のもとでワイン造りにあたるようになり、2001年の父の引退後、父から畑を相続した二人の妹夫婦からその畑を買い取って、2004年に「パスカル・ドケ」として独立を果たしました。高校生の時からエコロジストを自認していたというパスカル氏ですが、妹夫婦から畑を買い取って独立を図ったのも、メゾンとして正式にビオロジックの認証を取得したかったからだそうです。そして2004年にはビオロジック栽培を開始し、2010年にフランス農務省認証機関であるエコセールから認証を得たというのですから、そこにはパスカル氏の並々ならぬ信念の強さ、地道な努力があったのでしょう。パスカル氏は「ブドウの根を土の表面に留まらせてしまうから」という理由で化学肥料や除草剤などを一切使用しておらず、その結果パスカル氏のブドウの樹は競うように石灰岩の白亜の土壌の中に根を張りめぐらせているそうです。さらにパスカル氏は非常に素晴らしい区画をメニルに所有しており、この畑から生まれるシャルドネが、氏のシャンパーニュに引き締まったスタイルを与えていると言います。ドザージュを軽めに行うことで、力強い味わいの後に、豊かさと、かすかな塩味を感じさせるとのことです。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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美味しいロゼシャンでした
ややサーモンピンクがかったキレイな色のシャンパーニュ。ベリー系の甘い香り。飲んでみると旨味の乗った味わいで酸味はほどほど。後味の引きがよくブリュットにしてはドライに感じる。美味しいロゼシャンパーニュでした。