パーカーポイント88点獲得。起源はローマ時代カエサルのガリア征服に遡る
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/プティ・ヴェルド
パーカーポイント88点獲得。スミレ、カシス、ロースト香、ハーブやスパイスの香りを感じられます。しっかりとした骨格があり、熟したカシスやブラック・チェリーの味わいでバランスが取れています。エレガントな余韻を楽しめます。メドック地方の中心部に位置する「シャトー・ロージャック」。その起源はローマの将軍ユリウス・カエサルによるガリア征服にあると言われており、ジロンド地方で「ac」で終わるシャトー名は専らガロ・ローマ時代の別荘を示すものだとシャトーの公式サイトにも記されています。また、それを裏付けるように19世紀に醸造室の土台を掘っていた作業員は、モザイクの破片、磨かれた斧、火打石細工、陶器などを見つけたのだそうです。そしてこの土地は太古の昔からオージャール家のものでしたが、フランス革命後、ヴィルミノ氏の手に渡り、1810年に新古典主義様式でシャトーが建てられました。その後ボルドーの船主兼仲買人であったカバラス家に譲渡され、さらに1852年、現オーナーのクルーズ家がシャトーを購入し今に至ります。なお、フィロキセラの襲来やニ度の世界大戦、また1956年の大霜害により、1957年にベルナール・クルーズ氏がドメーヌの経営を引き継いだ時にはブドウ畑は8haしか残っていなかったとのこと。そこでベルナール氏はブドウ畑の再生、技術的なツールの近代化、建物の改修に取り組み、2012年には新たな再生を遂げたシャトーを娘のヴァネッサ氏と義理の息子であるルネ・フィリップ・デュボスク氏が引き継いだのだそうです。現在ブドウ畑は60haまで拡がっており、ダブル・ギュイヨ式で仕立てられたブドウは芽かきが行われ、実のなる樹にブドウの房が均等に配置されるよう調整されます。また夏には葉の間引きとグリーンハーベストが行われ、残ったブドウが最高の健康状態で成長するように図らわれます。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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