パーカーポイント100点獲得、メドック格付け第2級。素晴らしい年を代表する超プレミアムなスーパーセカンド
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/カベルネ・フラン/プティ・ヴェルド
パーカーポイント100点獲得、メドック格付け第2級。クレームドカシス、キルシュ、野生のブルーベリー、そしてモカにふわりと漂う香や木の煙を核としたものを覆うようにライラックやローズヒップティー、砕いた石や樟脳のニュアンスが現れます。口当たりはただ衝撃的で、完熟し濃密なタンニンと堅固な骨格に無数のフルーツや花の風味がはじけるように感じられ、非常に長い余韻を感じられます。まさに魔法のようなワイン。65%を新樽、残り35%を2年目の樽で15か月間熟成しています。サン・テステフが誇る第2級格付けワインといえば、こちらの「コス・デストゥルネル」。「スーパー・セカンド」の名をほしいままにする名シャトーですが、長年に渡る品種改良の成果が確実に現れてきており、日本での知名度も群を抜いています。その歴史は、ルイ・ガスパール氏が「コス」と呼ばれていた いくつかのブドウ畑を相続したことから始まります。 革新者でもあり、商売の天才でもあったガスパール氏は、 生産量の大部分をインドに輸出し、巨大な販売網を構築。インドで大成功を収め、「サン・テステフのマハラジャ(偉大な王)」となり、その象徴として、自らの醸造所にオリエンタル調のパゴダ(仏塔)を建立。 現在でも彼の造ったパゴダは、西洋風シャトーが立ち並ぶメドックにおいて、 異質の存在感を放っています。1855年には、サン・テステフの中で一番となる格付け第二級の称号を手にし、名声は一層高くなります。2000年より経営権を引き継いだスイスの実業家ミシェル・レィビエ氏は、 莫大な設備投資で発酵室や冷却システムを一新し、シャトーを超近代的施設に生まれ変わらせました。脈々と受け継ぐコス・デストゥルネルのDNAを継承しながら、革新的な醸造手法を取り入れて そのクオリティに磨きをかけ、名声を確固たるものとしています。シャトーが位置するのはサン・テステフの南端、古い言葉で"砂利の丘"を意味する「コス」という丘の上で、ポイヤックの北境にある、格付け第一級シャトー・ラフィット・ロスチャイルドを見下ろす絶好の立地にあります。シャトーが持つ畑は91ヘクタールに広がっており、そのうちの60%を占める丘の上部は、 表土の砂利層が厚く水捌けが良いのが特徴で、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に最適。そして、約40%を占める粘土質の多い丘の下部には、メルロが植えられています。そのため、コス・デストゥルネルのワインは、サン・テステフの他の格付けシャトーに比べ、メルロのブレンド比率が高いのが特徴。カベルネ・ソーヴィニヨンの力強い骨格に、メルロの持つ華やかさと果実味が加わり、見事な調和を生み出しています。 手作業で収穫され、厳しく選果されたブドウは、適切な温度管理のもと発酵され、 柔らかなタンニンと豊かな果実味を得ます。ボルドー格付けシャトーの中でも高い比率の新樽を使用しており、 樽由来の芳醇なアロマと風味を帯びているのが特徴です。 サン・テステフらしい力強さ・骨格と、高いメルロ比率から生まれる柔らかさと独特の優雅さを兼ね備えた味わいが魅力で、ロバート・パーカー氏が「格付け第2級の王様で、限りなく第1級に近いスーパーセカンド」と絶賛しており、その高い品質は常にボルドーファンを魅了し続けています。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
>この商品について問い合わせる >この商品を友達に紹介する
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
レビューを評価するにはログインが必要です。
コスの圧勝
某1級シャトーのPk100Pointと比較テイスティングしましたが、コス・デストゥルネル2016年の方がはるかに強く美しかった。過去飲んだコスの何Vintageかのなかで2016年は群を抜いて良かったと思います。
やはり素晴らしい
6年前にこちらで購入して家のセラーで寝ていたVT2008を開けました’08のパーカーポイントは95のようですが、それでもさすがCSの魅力が最大限に引き出されています和牛ステーキによく合いました