パーカーポイント92点獲得。オルネライアが造る希少な白ワイン
ソーヴィニヨン・ブラン/ヴィオニエ/ヴェルメンティーノ/プティ・マンサン
パーカーポイント92点獲得。グレープフルーツなど柑橘や白い花のフレッシュな香りに、白桃のように滑らかな舌触りと、心地よい酸味に旨味が加わったバランスの良いソーヴィニヨン ブランを主体とした限定生産の白ワイン。コンセプトは「ここにしかないミクロクリマによって生まれる地中海のエレガントなスタイル」。ヴィンテージによってセパージュが異なり、ヴィオニエやヴェルメンティーノなどがブレンドされます。ブドウの持つアロマティックな成分を完璧に保ったままにするため、 収穫は手摘みによって早朝に行われ、セラー到着後ブドウはすぐに冷却されます。その後入念に選果されたブドウを全房のままゆっくりと圧搾。 発酵と熟成には新樽と使用済みの小樽、ステンレスタンク、コンクリートタンク、オーク桶が区画ごとに使い分けられます。 発酵は22度以下で行われ、マロラクティック発酵は行いません。その後澱と共に6ヵ月間熟成したワインを最終的にブレンドし、 更に12ヵ月間の瓶内熟成を経てリリースされます。地中海地方のテロワールを見事に表現した、 熟した果実の香り、しっかりとした骨格が感じられる味わいです。サッシカイア、グラッタマッコに並び、三大ボルゲリと呼ばれる「オルネライア」。フィレンツェの名門アンティノリが生み出した、スーパータスカンです。ボルゲリと言えば、スーパータスカンの聖地とも言える場所。かつてこのボルゲリの一帯を統治していた、ゲラルデスカ侯爵家に男系の跡取りがいなくなり、当時の当主であったジュゼッペ氏の二人の娘が アンティノリ家とインチーザ・デッラ・ロケッタ家に嫁ぎました。インチーザ・デッラ・ロケッタ家は、ボルドー品種を使用した元祖スーパータスカン「サッシカイア」を、 一方、「ソライア」や「ティニャネロ」を造ったアンティノリ家は、「オルネライア」を生み出します。つまり、サッシカイアとオルネライアは血縁関係にあり、 設立当初は、サッシカイアからオルネライアへワイン造りのアドバイスも行われていたと言います。オルネライア社は1981年、アンティノリ家の当主ピエロ・アンティノリ氏の弟にあたる、ロドヴィコ・アンティノリ氏によって設立されました。ロドヴィコ氏は、ワインのセールスのために繰り返しカリフォルニアを訪れており、カリフォルニアでのワイン造りを考え移住します。そこでカリフォルニアワイン造りの重鎮、アンドレア・チェリチェフ氏に会い、「ボルゲリは、ボルドー右岸ポムロルやサン・テミリオンの土壌に、カリフォルニアの気候を備えた素晴らしいテロワール」だと教えられます。 故郷ボルゲリの可能性に気付いたロドヴィコ氏は、 母から受け継いだボルゲリの土地へ戻ることとなりました。 受け継いだ土地は、沖積土や火山性土および海底土が混じり合った独特の土壌で、水はけと空気の循環が良く、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロ、プティ・ヴェルドといった国際品種の栽培に適していました。土壌により合う品種として、ボルドー品種の樹を植樹し、オルネライアが誕生しました。 収穫は、全て手摘みで行っています。ブドウを丹念に選別し、独自の個性を表現できるよう各区画ごとに別々に醸造を行っています。 収量を抑え、細心の注意を払われて生み出されたワインは、 世界屈指のワインとして数々の賞を受賞。2001年にはワインスペクテイター誌にてTHE TOP 100 WINESにて第1位を獲得し、世界有数のワインメーカーとしての地位を不動のものにしました。2005年からは、トスカーナの名門フレスコバルディ家が形成する テヌータ・ディ・トスカーナの傘下となっており、 現在も世界中で高く評価されています。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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