たっぷりと熟成を重ねた1984年ヴィンテージが登場
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/カベルネ・フラン/プティ・ヴェルド
"メドック格付け第2級。「スーパー・セカンド」の名をほしいままにする名シャトー。長年に渡る品種改良の成果が確実に現れてきており、日本での知名度も群を抜いています。スーパーセカンドの筆頭コス・デストゥルネル。その歴史は、ルイ・ガスパール氏が「コス」と呼ばれていた いくつかのブドウ畑を相続したことから始まります。 革新者でもあり、商売の天才でもあったガスパール氏は、 生産量の大部分をインドに輸出し、巨大な販売網を構築。インドで大成功を収め、「サン・テステフのマハラジャ(偉大な王)」となり、その象徴として、自らの醸造所にオリエンタル調のパゴダ(仏塔)を建立。 現在でも彼の造ったパゴダは、西洋風シャトーが立ち並ぶメドックにおいて、 異質の存在感を放っています。1855年には、サン・テステフの中で一番となる格付け第二級の称号を手にし、名声は一層高くなります。2000年より経営権を引き継いだスイスの実業家ミシェル・レィビエ氏は、 莫大な設備投資で発酵室や冷却システムを一新し、シャトーを超近代的施設に生まれ変わらせました。脈々と受け継ぐコス・デストゥルネルのDNAを継承しながら、革新的な醸造手法を取り入れて そのクオリティに磨きをかけ、名声を確固たるものとしています。シャトーが位置するのはサン・テステフの南端、古い言葉で""砂利の丘""を意味する「コス」という丘の上で、ポイヤックの北境にある、格付け第一級シャトー・ラフィット・ロスチャイルドを見下ろす絶好の立地にあります。シャトーが持つ畑は91ヘクタールに広がっており、そのうちの60%を占める丘の上部は、 表土の砂利層が厚く水捌けが良いのが特徴で、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に最適。そして、約40%を占める粘土質の多い丘の下部には、メルロが植えられています。そのため、コス・デストゥルネルのワインは、サン・テステフの他の格付けシャトーに比べ、メルロのブレンド比率が高いのが特徴。カベルネ・ソーヴィニヨンの力強い骨格に、メルロの持つ華やかさと果実味が加わり、見事な調和を生み出しています。 手作業で収穫され、厳しく選果されたブドウは、適切な温度管理のもと発酵され、 柔らかなタンニンと豊かな果実味を得ます。ボルドー格付けシャトーの中でも高い比率の新樽を使用しており、 樽由来の芳醇なアロマと風味を帯びているのが特徴です。 サン・テステフらしい力強さ・骨格と、高いメルロ比率から生まれる柔らかさと独特の優雅さを兼ね備えた味わいが魅力。ロバート・パーカー氏が「格付け第二級の王様で、限りなく第一級に近いスーパーセカンド」と絶賛しており、その高い品質は常にボルドーファンを魅了し続けています。≪オールドヴィンテージに関して≫1コルクにカビが生えている状態は、良い環境で保管されていた証です。良い環境のワインセラー(15~18度前後、湿度75%前後)で長期間保管すると、キャップシールの内側、コルク上部にカビが発生する事があります。濡れフキン等で拭き取っていただければ問題はありません。2ラベルの汚れもオールドヴィンテージならでは。カビ同様に、良い環境のワインセラー(15~18度前後、湿度75%前後)で長期間保管すると、エチケット(ラベル)もシミやシワが発生します。ラベルのシミやシワ、カビ発生もオールドヴィンテージならではの現象ですので問題ありません。3液面の低下も熟成の結果です。(天使の分け前)コルクは完全密閉ではない為、年月と共にワインが少しずつ減少し液面は低下します。これが熟成の証でもあり、本場フランスでは古くから「天使の分け前」と表現して、美味しく熟成するための現象ととらえています。≪オールドヴィンテージを美味しく楽しむために≫★飲む前に1週間程度ボトルを建てて保管ください。オリを沈殿させましょう。★コルクはゆっくりと抜いてください。熟成でコルクも劣化しています。慎重にゆっくりと抜栓をお願い致します。★グラスにはゆっくりと注いでください。オリが攪拌しないようにゆっくりと注ぐことをお勧めします。ヴィンテージワインはワインの最高の楽しみの一つです。上記を確認頂き最高のワインをお楽しみ下さい。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。"
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