パーカーポイント93点獲得。北ローヌはコルナスのシラーで造られる濃厚でスパイシーなワイン
シラー
パーカーポイント93点獲得。初代アントワーヌ・ジャブレ氏によって1834年に創業された「ポール・ジャブレ・エネ」は、ローヌのエルミタージュを本拠地とし、2世紀にわたって卓越したワインを造り出している生産者です。2006年からは、シャンパーニュの名門・フレイ家の長女であり、ボルドー大学の醸造学科を首席で卒業したという才気溢れるカロリーヌ・フレイ氏がエノロジストとして就任し、より品質の高いブドウから偉大なワインを生み出すべく日々邁進しているとのことです。ポール・ジャブレでは、優れたブドウ樹無くして偉大なワインは生まれないという考えから、ブドウ栽培に非常に力を入れているそう。約100haのブドウ畑では伝統的な栽培法が採用され、キャノピー・マネージメント、摘房、剪定、収穫といったすべての工程が手作業で行われているということです。また、除草剤は使用せずに有機肥料を用いて土壌にいる微生物の活動を活発にし、ブドウに地中深く根を張らせることで、十分にテロワールが反映されたワインの生産を進めています。ブドウの平均樹齢は40年ですが、中には樹齢80年にもなる古樹も植えられているそう。そして手摘みで収穫されたブドウは、風通しの良い20kg入りの箱に入れられて速やかに醸造所へ直行、さらに黒ブドウは手作業で選別された後、除梗、圧搾されるといいます。また、果実のアロマをできるだけ引き出すために、発酵前にマセラシオンを行い、アルコール発酵後のマロラクティック発酵を行うことでアロマとストラクチャーが現れてくるとのことです。その後ワインはブレンドを経て、225l入りの樽に移された後、ヴィンテージによって12~24ヶ月熟成してリリースされるとのことです。「コルナス・ドメーヌ・ド・サン・ピエール」を。サン・ピエールの小さな礼拝堂近くに位置する畑から収穫される、やはりシラー100%で造られるワインですが、畑の面積は上記の「クローズ・エルミタージュ・タラベール」の5~6分の1となる、わずか5ha。甘草や黒胡椒などのスパイスと、赤い果実が絡まりあう魅惑的な香りを持つワインで、特に野ウサギや鹿などのジビエと相性が良い。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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12年程度はまだまだ若い
いまだに紫色を帯びた色合い。ウッディーでスパイシーで生肉のようなニュアンスがある。湿った倒木のような感じとハーブが香って、とにかく複雑だった。