瓶内で長く澱と共に熟成され果実の旨味が凝縮した一本です
シャルドネ/ピノ・ムニエ/ピノ・ノワール
こちらのシャンパーニュ・メゾンは、かの皇帝ナポレオンが愛してやまなかったことでも名を馳せており、ナポレオンは自身の結婚式でもこのジャクソンを宴の席に並べたということです。ちなみに創始者のクロード・ジャクソン氏の孫にあたるアドルフ氏は、シャンパーニュの栓を押さえる金具「ミュズレ」の開発者でもあります。つまり、今のシャンパーニュ界の礎を築いたメゾンというわけです。「完璧なほど安定した品質を保っている」との評価を受けながらも、生産量を増やすことはせず、ラベルに各キュヴェの生産ボトル本数やティラージュの日付を明記するなど、品質への徹底したこだわりを主張しています。「キュヴェ・738・デゴルジュマン・タルディフ」の「デゴルジュマン・タルディフ」とは「遅いデゴルジュマン」という意味で、通常のキュヴェ738よりも「滓と共に熟成されている期間が長い」、つまり果実の旨みがワインに込められている商品となります。
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