プロバンスの全てのドメーヌを超越する存在のタンピエ。バンドールの代名詞と言われる彼の作るロゼ。彼の代表作で、一度は飲んで頂きたいロゼワインの1本。
ムールヴェードル/サンソー/グルナッシュ/クレレット
ドメーヌ・タンピエはバンドールを代表する作り手で、バンドールの代名詞と言われるくらいの長い歴史と世界的な名声を持っています。その畑はルイ15世の時代、18世紀にまで遡れます。その後1834年以降タンピエ・ファミリーが所有し家族経営を行う。19世紀末のフィロキセラ禍後、レオニール・タンピエがアメリカ産の台木を用いて植樹し畑を復興させました。1880年には醸造所を建設しました。しかし1929年の世界恐慌で畑の一部を桃や林檎などの果樹に転換せざるを得なかった。1936年に跡継ぎの娘リシュリー・タンピエがリシュアン・ペイローと結婚。2人ともエクサン・プロヴァンスで醸造学を学び近隣のドメーヌでの修行を経て1940年よりドメーヌに参画する。高貴な品種と言われたムールヴェードルやサンソー、グルナッシュを植樹し、1943年にドメーヌの代名詞であるロゼワインを元詰め開始。リュシアン・ペイロー氏は1945年にバンドール生産者組合の会長に就任、1947年にはINAOのメンバーに選出。1960年からはジャン・マリーとフランソワがドメーヌに参画し更なる飛躍を遂げます。以後リュシアンは引退する1982年までバンドールの地位向上に邁進します。彼の功績は今でもバンドールの生産者の心に深く刻まれています。ジャン・マリーとフランソワ兄弟は2000年に引退を決め、実質的な運営を天才醸造家ダニエル・ラヴィエに託します。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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