パーカーポイント90点獲得。新樽比率25%のオーク樽で26か月熟成。第2代イタリア大統領が造った伝統のワイナリーのバローロ。
ネッビオーロ
パーカーポイント90点獲得。新樽比率25%のオーク樽で26か月熟成。バローロ・ルードは、テルロ、ブッシアなど海抜220~310mの南~南東向きの斜面の畑に、1967~2002年に植えられたブドウを用いて醸される一本。生まれは1874年、ピエモンテ出身のルイージ・エイナウディ氏は編集者からキャリアをスタートし、トリノ大学教授、イタリア銀行総裁、そして第2代イタリア共和国大統領まで歴任した超大物。戦後最初の選挙で選ばれた大統領。そして氏の名を冠したワイナリー「ポデーリ・ルイージ・エイナウディ」がスタートしたのは1897年、エイナウディ氏がわずか23歳の時でした。現在では、氏の孫娘であるパオラ氏とその息子さんたちがジョルジュ・ルッフォ氏と共に経営にあたっており、品質劣化の防止および健全な熟成のために大半が地下に位置するという1993年改装の醸造所から、質の高いドルチェットやバローロを生み出しています。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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滑らかで繊細なバローロ
少し熟成が始まっているが、まだ若々しい色あい。香りも口当たりも控えめで優しいバローロ。時間がたってもダレない酸とタンニンがあり、飲み飽きない。
ビロード
解説にもあるように、舌触りは極めて繊細でビロードを体感できました。酸味、タンニンともに細かく、酸味主体でジュッワーと広がり、バルサミックが後に甘く行き渡る感じ、それとともに微かに茸も薫る。驚きの価格です。久しく良質ワインでした。4.7