メドック格付け第3級「シャトー・モンローズ」のサードワイン。赤い果実のアロマに、スパイシーで少しスモーキーなニュアンスが感じられます。
カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ/カベルネ・フラン/プティ・ヴェルド
メドック格付け第3級「シャトー・モンローズ」のサードワイン。色はきれいなチェリーレッドです。赤い果実のアロマに、スパイシーで少しスモーキーなニュアンスが感じられます。アタックは丸みを帯びており、口の中に程よいフレッシュさが感じられます。メドックでも特に最高の立地とされる、ジロンド河のすぐ側に位置するシャトーに数えられる「シャトー・モンローズ」。かつては、同じサン・テステフに位置する人気シャトー。カロン・セギュールの領地の一部だったこの土地は春になると丘一面にヒースの花が咲き乱れピンク色に染まっていたことから、バラ色の山(=モン・ローズ)と呼ばれるようになり、それがシャトーの名前となりました。1896年~2006年まではシャルモリュ家が所有し一貫した家族経営で一時代を築き上げ、2006年以降はフランスのメディア王として知られるマルタン・ブイグ氏が買収。シャトー・オー・ブリオンの元支配人ジャン・ベルナール・デルマス氏に続いて、ムートン・ロスチャイルド元社長のエルヴェ・ベルラン氏が支配人となり、大幅な投資を実施したことによりその品質はさらに向上しています。ワインの特徴は「力強く長期熟成に向く」重厚な造り。一時期(1970年代後半?1980年代前半)軽いスタイルに変わったことはあったものの、80年代後半以降は常に「サン・テステフのラトゥール」と呼ばれるほど濃厚で力強くい長期熟成型のワインを造り、愛好家たちの心をつかんできました。そのクオリティに関しては、ロバート・パーカー氏も「格付けが見直されることがあれば、モンローズはメドックの一級に格付けされるかもしれない。」 (『ボルドー第四版』より)と賞賛するほど。ヴィンテージに左右されない安定感と重厚なスタイルが昔風のクラレット(ボルドーワイン)ということで、特にボルドーワイン好きとして名高いイギリス人からの評価が高いシャトーとして知られています。画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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