プティ・マンサンはフランスの南西部、スペインとの国境にほど近い、ピレネー山脈の麓で栽培されてきた品種。この葡萄は小粒で房も小さく、いきいきとした酸味を持つのが特徴です。
プティ・マンサン
りんご、かりん、黄桃、パイナップルの果実に加え、発酵バター、クリーム、蜂蜜やドライアプリコットの香り、口当たりは滑らかで、質の良い豊富な酸味としっかりと凝縮した風味が高いレベルで調和している、火打石など硬質な印象や旨味もあり長い余韻が続く。 北関東・足利の夏は暑い、とにかく蒸し暑いです。ちなみに2018年は、隣の佐野市の観測所で最高気温が35℃以上の猛暑日を36日記録しています。一般的に、葡萄は暑すぎる日が続くと果実に含まれる酸が減って、病気にかかりやすく、特に白ワインは平坦な味わいになってしまいがちです。そうはいっても、ココに生きる葡萄も私たちも、引っ越すわけにはいきません。こころみ学園では、20世紀から21世紀にかけて、猛暑や豪雨などの気候変動に負けない葡萄をつくること、北関東の気候にあった適地適品種のよいワイン用葡萄をつくることはみんなの願いでした。そんな願いを実現すべく、1990年頃から、世界各地の産地を調べ訪れ、実際にテイスティングする旅がはじまりました。そしてとうとう、フランスの南西部スペインとの国境にほど近い、ピレネー山脈の麓でこのプティ・マンサンに出会うことができたのです。ポーの町に滞在して畑を訪れると、このジュランソンの地でつくられるプティ・マンサンのワインは、驚くほどの凝縮感と余韻の長さを持っていました。強い酸味に対し、味わいのバランスをとるために、甘さをしっかり残した原産地のワイン。足利ではきっと酸味が適度に残る葡萄になり、それなりにバランスのとれた白ワインになるのではないか・・・。そんな予測から2006年、私たちはプティ・マンサンの栽培をはじめました。そして10年後、足利の暑さにも耐え美味しい酸を残したまま、トロピカルな雰囲気もあるよく熟した果実を収穫できるようになりました。私たちは、できあがったワインにもこれからの可能性にも大いに期待しています。ぜひ味わってみてください。 ワインの中の沈殿物についてhttps://cocowine.com/vineyard_winery/winemake/precipitate_of_wine/画像がヴィンテージと異なる場合がございます。ご了承下さい。
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昨夜はポトフと
微かに甘みを感じました。オレンジワインではなく、鮮やかな黄色、エナジードリンクを思わせる色合い。お気に入りの1本!