「パリ・テイスティング」でフランスボルドーのトップワイナリーを打ち負かしたことで世界を震撼させ、英国デキャンター誌が「醸造家が選ぶ最も尊敬する醸造家」トップ5に選ばれたポールトレーバーが造るリッジ。
ピノ・ノワール
リッジは単一畑に根ざした卓越したワインの数々で、カリフォルニアのワインの歴史を作ってきた名門ワイナリーです。サンタ・クルーズ郡内のコラリトス地区にあるガリ・ヴィンヤードのブドウで、リッジが満を持して世に出した新しいピノ・ノワール。冷涼な畑の優雅な果実を使い、リッジ独特の伝統的な醸造法で仕込んだ逸品。リッジが約50年ぶりに仕込むことになったピノ・ノワールの果実は、この品種にうってつけの気候条件をもつ、冷涼なブドウ畑から入手している。モンテベロの自社畑から、太平洋沿岸の都市サンタ・クルーズの方向へ60kmほど走ったところにある、コラリトス地区のガリ・ヴィンヤードである。2013年に、小児科医のジョセフ・ガリとその妻のジャニスが植えた、卓越したテロワールの畑で、ピノ・ノワールについては、数種類の品質に秀でるクローンが選ばれている。この畑は、AVAサンタ・クルーズ・マウンテンズの南端の境界線上に位置するものの、現時点では同AVAに含められていない。そのため、ラベル に は「サ ン タ・ク ル ー ズ 郡 SANTA CRUZ COUNTY」の文字が、畑の位置を示す名称として記載されています。ブドウ糖度: 平均24.0度クローン: ディジョン115 54%、ディジョン943 13%、スワン 13%発酵: 64%は除梗・破砕。36%は除梗はしたが無破砕。天然酵母でのアルコール発酵を経て、天然乳酸菌でのマロラクティック発酵。ポンプ・オーヴァーで抽出。樽内で澱とともに熟成し、澱引きは瓶詰め直前に一度のみ。樽の構成: 天日乾燥させたアメリカンオーク樽84%、フレ ンチオーク 16%(新樽15%、4年使 用樽19%、6使用樽28%、7年使用樽38%)。熟成: 樽内で15ヶ月。リッジが初めてピノ・ノワールを造ったのは、1971年のことである。今日に至るまで、それが唯一の事例であった。このブドウ品種を再度掘り下げるために、我々は太平洋から10kmの距離にあるコラリトス地区の畑から果実を入手した。この海岸沿いの山岳地の冷涼な気候は、ブドウの熟度を適度なものに保つうえで好ましいものだ。伝統的な手法が、このワインを仕込む際には用いられた。ブルゴーニュ樽で澱とともに熟成させ、清澄は自然に任せている。この官能的なワインは、2025~2030年頃が最良の状態(飲み頃)。
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