シャトー・ディッサンは、メドック地区マルゴー村に位置するメドック格付け第3級のシャトーです。格付け1級のシャトー・マルゴーと並んで「マルゴー地区の2大シャトー」などと呼ばれたこともあります。シャトーディッサンは土壌にも恵まれております。表面は河川礫層、地下部分は粘土質土壌あり、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローの栽培に適した土壌であると言われております。シャトー・ディッサンも他の格付けシャトーと同様に、多くの家系によって所有されてきました。1575年にエスノー家の所有となり、現在のシャトーの名になりました。1995年、3代目オーナー、エマニュエル・クルーズ氏が経営に加わったことによって、シャトーの名声がさらに高まります。ワイナリーに積極的な投資が行われるようになり、また左岸で活躍しているジャック・ボワスノ氏がコンサルタントを務めたことで、ワインの品質が格段に上がりました。シャトー・ディッサンは現在もエレガンスで格調高い味わいワインを生み出しています。