「ボルドーの女王」とも呼ばれるメドック格付け第1級のシャトー・マルゴー。香り高く、またキメの細やかなタンニンに裏付けられる洗練されたエレガントさが女性的と表現される所以です。このシャトー・マルゴーは、パリ万博同年の1855年、ブラインドテイスティングで唯一満点を獲得したことで有名です。また、各国の大統領や首相、文豪などの偉人に愛されたワインとしても知られており、彼の文豪ヘミングウェイはマルゴーを愛するあまり、孫娘に「マーゴ・ヘミングウェイ」と名付けたという逸話もあります。シャトー・マルゴーは、他の5大シャトー同様に長期熟成型の偉大なワインです。20年~30年の熟成を経ることで、より複雑で優雅なワインに変化すると言われております。