ジゴンダスは、コート・デュ・ローヌ地方南部に位置するワイン生産地です。1971年に赤ワインとロゼワインがそれぞれAOCに認定された比較的新しい産地です。シャトー・ヌフ・デュ・パプ同様に地中海性気候に属しているため温暖な気候となっております。畑の土壌は、石灰質や砂質土壌がメインであり水はけがよくブドウづくりに適しております。造られるワインは赤ワインが主体であり、ロゼの生産は少量となっております。主なブドウ品種はグルナッシュであり80%まで使用することが認められています。その他、カリニャン、シラー、ムールヴェードルが使用されます。ジゴンダスはグルナッシュ種がメインであることから、その多くがパワフルで果実味の豊かなワインに仕上がっております。