コート・デ・ブランは、シャンパーニュ地方の主要なワイン産地の1つです。「白い丘」を意味するコート・デ・ブランでは、白ブドウ品種だけから造られる高級ワインの代名詞「ブラン・ド・ブラン」の誕生の地としても知られております。文字通り白ブドウ品種を中心としたブドウ栽培が盛んに行われており、「シャルドネ」が作付け面積の90%以上を占めます。土壌は、白亜の石灰質土壌であり、ミネラル感の豊富なブドウが造られます。まさにシャルドネのための産地とも言えます。高級シャンパーニュで有名な「クリュッグ」や「サロン」もこのコート・デ・ブランのブドウから造られております。コート・デ・ブランで造られるシャンパーニュは、その華やかさとミネラル感に特徴があり、世界中のシャンパーニュファンを虜にしてやみません。