シャトー・ドーザックは、メドック地区マルゴーに位置するメドック格付け第5級のシャトーです。当時フランスで猛威を振るったブドウの病気「うどん粉病」に効果のある「ボルドー液」を発明したシャトーとして知られております。シャトー・ドーザックの歴史は大変古く1622年にまで遡ります。当時、ネゴシアンとしてボルドーのワイン商であったシャトー・ランシュ・バージュの創設者でもある「ドルイヤール家」と「ランシュ家」によりブドウ作りが行われます。シャトー・ドーザック川に近いところに位置する畑は砂利質土壌であり、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に最適とされています。それら中には樹齢80年を超えるものもあり、凝縮感に秀でたワインを生み出しています。