シャトー・プージェは、メドック地区カントナック村(マルゴー)に位置するメドック格付け第4級のシャトーです。シャトー・プージェの名は、1784年に当時のシャトーの所有者であったボルドー市の事務長官アントワーヌ・プージェの名に由来します。シャトー・プージェはメドック格付け3級のシャトー・ボイド・カントナックと兄弟関係にあることで有名ですが、1906年、ピエール・ギルメがシャトーを取得後、1932年にはボイド・カントナックも取得。そのため両者は1982年まで同じ醸造施設で造られていたという歴史があります。その後、別々の施設でワイン醸造がされるようになり、シャトー・プージェはデュボス社の独占販売の元、フランス国内で販売されておりました。近年では販路が広がり、世界で知名度、人気ともに高まっております。