シャトー・モンローズは、メドック地区サンテステフ村に位置するメドック格付け第2級のシャトーです。シャトー・モンローズの「モンローズ」は「バラの山」を意味します。この名は、元々植えられていたツツジ科の植物である「ヒース」がバラ色をしていたことに由来します。メドック格付け第2級シャトーの中でも特に素晴らしい品質を持つと言われるシャトー・モンローズですが、メドック地区で最も地質に恵まれたシャトーとも言われております。シャトー・モンローズの畑は、ジロンド川の近くに位置し、砂質と粘土質の土壌から成ります。畑が川に向かって傾斜しているため水はけが良く、また川近くの影響で適度な気温が保たれていることから凝縮感のあるブドウが造られます。そのためシャトー・モンローズのワインは、非常に濃密でタンニックなワインに仕上がり、ボルドーファンを魅了します。