シャトー・ブラーヌ・カントナックは、メドック地区カントナック村(マルゴー村隣接)に位置するメドック格付け第2級のシャトーです。シャトー・ブラーヌ・カントナックは、この地区としては最もジロンド川から離れたところに位置しており、恵まれた地質条件の畑を持つことで知られております。1925年、シャトー・ブラーヌ・カントナックは、ボルドーのエリートファミリーとして知られるリュルトン家の手に渡ります。現在の所有者アンリ・リュルトン氏に引き継がれてからは、積極的に技術改革を繰り返すことで評価を高め、格付け第2級に相応しい品質を保ち続けています。マルゴー村のワインはよく「女性的」と表現されることが多いのですが、このシャトー・ブラーヌ・カントナックも多分に漏れず、柔和でエレガントなスタイルのワインとしてボルドーファンを魅了しています。